ショウナンラプンタの脚質
道中控えて、最後の直線で終いを伸ばしてくる競馬。
2歳時は口向きが悪く、結果が伴わなかったが、3歳になって成長してきた感じ。
「青葉賞」の2着はそこそこ評価できる内容。
「ダービー」では外枠からポジションが取れず、おまけに道中かかり気味で、展開的にも恵まれなかった感じはある。
いずれにしてもこれからの馬だろう。
古馬になってのひと暴れに期待。
ショウナンラプンタの血統背景
父はキズナ(サンデー系ディープインパクト/日本ダービー、毎日杯、京都新聞杯、産経大阪杯)。
母の父はゼンセーショナル(ミスプロ系ファピアノ)。
ゼンセーショナルは米国で走りオールウェザー(All Weather)のG1を3連勝。主要距離は短距離。
ゼンセーショナルの父アンブライドルズソングは、コントレイル、ジャックドールなどの母父。
ショウナンラプンタの前走
24/9/22 神戸新聞杯(G2)
中京 芝2200m 稍重
着順:3着(2.11.9・0.4差)
騎手:鮫島克駿(57キロ)
スタート5分も、前半は折り合い重視で後方11番手。
3角あたりから、外へは回さず内を突いて順位を上げて行き、4角は6番手の最内で直線。
直線は馬場の4~5分どころに進路を取って追い上げに入り、ジワジワと伸びてはくるが2着馬に2馬身差の3着まで。
3角あたりから長くいい脚は使えている。
道中折り合いを気にせずに、もう少しポジションを上げることができれば、本番でも面白そう。
24/10/20 菊花賞(G1)
京都競馬場 芝3000m(外)
着順:4着(3.04.5・0.4差)
騎手:鮫島克駿(57キロ)
道中は中団馬群10番手あたりを追走。
中盤出入りが激しい中、2周目3角までは同じポジションでじっとしていた。
そして3角を過ぎて、坂の下りあたりから進出を開始して、4角は4番手で直線。
直線も先頭に食らいついて、しぶとくバテずに追ってはくるが、ゴール前でヘデントールに交わされての4着。
力は出し切った感じ。
まだまだ成長途上のような馬だけに、古馬になってから楽しみはありそう。