2024年10月14日【府中牝馬S】終了時点までのデータや実際の走りをもとに、マスクトディーヴァの好走パターンを分析。
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マスクトディーヴァの距離適性
マスクトディーヴァはこれまでに芝1600m~芝2000mまでの距離のレースに使われてきた。
各距離の着度数は次の通り;
- 芝1600m(1-0-1-1)
- 芝1800m(2-0-1-0)
- 芝2000m(1-1-0-1)
2000mの1、2着はどれも道悪でスロー。3歳重賞を能力だけで走った可能性が高い。
古馬になってからは千六をメインにしているが、ベストも1600mと思う。
マスクトディーヴァの脚質
中団あたりで脚を溜めて、終いの脚を生かす競馬。
その末脚は確実で強烈だが、スピードと、その持続力で勝負したい馬。
レースの流れが瞬発力に偏るようでは厳しい。
マスクトディーヴァのコース適正
マスクトディーヴァの競馬場ごとの着度数は次の通り;
- 札幌(未)
- 函館(未)
- 福島(未)
- 新潟(未)
- 東京(0-0-2-1)
- 中山(未)
- 中京(1-0-0-0)
- 京都(0-1-0-0)
- 阪神(3-0-0-1)
- 小倉(未)
マスクトディーヴァの持ち時計(ベストタイム)
マスクトディーヴァの持ち時計は次の通り;
- 芝1600m:1.32.0 3着(東京)
- 芝1800m:1.43.0 1着(阪神)
- 芝2000m:1.59.8 7着(阪神)
千六の3着は不利があった。
速い時計に対する対応力はある。
マスクトディーヴァの重馬場適正
マスクトディーヴァの稍重も含めた道悪競馬での実績は;
- 稍重(1-1-0-0)
- 重(1-0-0-0)
- 不良(未)
苦にしない。
マスクトディーヴァの鉄砲実績(休み明け)
マスクトディーヴァの10週(中9週)以上の休み明けでの成績は;
- 10週以上(1-0-1-2)
叩いてからは;
- 2戦目(2-1-0-0)
- 3戦目(0-0-1-0)
- 4戦目(未)
- 5戦目~(未)
マスクトディーヴァのローテーション適正
- 連闘(未)
- 中1~2週(未)
- 中3~5週(0-1-4-0)
- 中6~8週(2-0-0-0)
マスクトディーヴァの枠順適正
マスクトディーヴァの馬番別着度数は;
- 1~4番(1-0-0-0)
- 5~9番(2-1-2-2)
- 10~14番(1-0-0-0)
- 15~18番(未)
マスクトディーヴァの斤量別着度数
- 53キロ(1-0-0-0)
- 54キロ(2-0-0-1)
- 55キロ(0-1-0-0)
- 56キロ(1-0-2-1)
マスクトディーヴァの季節別着度数
- 12~2月(冬):(1-0-0-1)
- 3~5月(春):(1-0-1-1)
- 6~8月(夏):(1-0-0-0)
- 9~11月(秋):(1-1-1-0)
マスクトディーヴァの好走体重
3着以内の体重は;
- 444~460キロ
マスクトディーヴァの血統背景
父はルーラーシップ(ミスプロ系キングマンボ/クイーンエリザベス2世カップ、宝塚記念2着)。代表産駒はキセキ(菊花賞、宝塚記念2着、大阪杯2着)など。
母の父はディープインパクト(サンデー系/牡馬三冠、有馬記念、宝塚記念、ジャパンカップ、天皇賞(春))。
近親にはコイウタ(ヴィクトリアマイル、クイーンC)、ビハインドザマスク(セントウルS、スワンS、京都牝馬S)は母方の祖母。
マスクトディーヴァの近走
23/9/17 ローズS(G2)
阪神 芝1800m(外)良
着順:1着(1.43.0・-0.2差)
騎手:岩田望来(54キロ)
道中は中団馬群9番手の外を追走。
3~4角も外々を回して、4角は7番手の大外で直線。
直線は馬群の大外から追い上げに入り、坂下の手前あたりで早くも先頭に立つと、坂の上りでもまだその脚色は衰えず、ゴール前はブレイディヴェーグの強襲を1馬身半振り切ってのゴール。
道中の速い流れを、終始外々を回りながら4角を迎え、4角も大外を回っての快勝。
走破時計の1.43.0はコースレコードだが、全場を見渡しても1.43.0は最速。
これまで道悪でしか良績がなかったが、良馬場でもさらに強いところを示した格好。
23/10/15 秋華賞(G1)
京都 芝2000m(内)稍重
着順:2着(2.01.2・0.1差)
騎手:岩田望来(55キロ)
道中は中団の後ろ、13番手あたり。
3~4角は馬群の中で、4角も馬群に包まれてちょっと窮屈な12番手の外で直線。
直線に向いてもちょっと前が詰まり気味で、進路を大外に取って進路を確保すると、そこからはもの凄い伸び脚で追い上げてくるが、1馬身届かずの2着。
4角スムーズなら・・・という競馬だが、このスローの流れの内回りコースで、好位抜け出しの絶対女王を捉えるのは、ちょっと難しかっただろう。
しかし、強烈な末脚はしっかりと示した。
展開次第、コース次第では今後の逆転はあるかも。
24/2/4 東京新聞杯(G3)
東京 芝1600m 良
着順:6着(1.32.5・0.4差)
騎手:岩田望来(56キロ)
スタートで大きく出遅れた。
道中外目を回してリカバーを計るが、4角は11番手の外で直線。
直線は馬群の大外から追い上げを計り、それなりの脚で伸びてはくるが、0.4差の6着まで。
スタートがすべて。
その後の追い上げを見れば、スタート五分なら良い勝負をしただろう。
次走に期待。
24/4/6 阪神牝馬S(G2)
阪神 芝1600m(外)良
着順:1着(1.33.0・-0.1差)
騎手:モレイラ(56キロ)
道中は中団の前、好位の4番手。
4角も4番手の内で直線に向いて、直線は馬場の3分どころから追い上げに入り、坂下で抜け出して先頭に立つと、そのまま押し切ってゴール。
このメンツでは、切れ味が一枚抜けている感じ。
24/5/12 ヴィクトリアM(G1)
東京 芝1600m 良
着順:3着(1.32.0・0.2差)
騎手:モレイラ(56キロ)
道中は中団7~8番手。
4角も8番手の中ほどで直線に向くがポジションが悪かった。
坂の途中、これからというときに前が詰まり、挟まれる感じでブレーキ。
立て直して再び追い上げてはくるが、3着まで。
先週のNHKマイルのアスコリピチェーノを見ているような感じ。
不利がなければ勝っていたと思う。
24/10/14 府中牝馬S(G2)
東京 芝1800m 良
着順:3着(1.45.0・0.3差)
騎手:川田将雅(56キロ)
道中は中団9番手の内目を追走。
4角も9番手で直線に向き、直線は馬場の内目を突いて追い上げに入り、スルスルと伸びてきて、坂の頂上では先頭に立ち、そのまま押し切ろうとするものの、ゴール前で2頭に交わされての3着。
最後、2着馬にも交わされたのはちょっと余計。
ガチガチの切れ味勝負ではやや劣るということか?
それとも、千六なら押し切れたのか?