2021年12月28日【ホープフルS】終了時点までのデータや実際の走りをもとに、グランドラインの好走パターンを分析。

グランドラインの距離適性

グランドラインはこれまでに芝1600m~芝2000mまでの距離のレースに使われてきた。

各距離の着度数は次の通り;

  • 芝1600m(0-0-0-2)
  • 芝1800m(1-0-0-0)
  • 芝2000m(0-1-1-1)

千六の2鞍は、ともに出遅れがあった。

1800~2000mで安定しているが、1600mもまだ分からない。

グランドラインの脚質

逃げ、先行脚質。

前々にポジションを取って押し切る競馬。

速い上りはダメ。

レースの上りがかかってくればチャンスも出て来る。

グランドラインのコース適正

グランドラインの競馬場ごとの着度数は次の通り;

  • 札幌(未)
  • 函館(未)
  • 福島(1-0-0-0)
  • 新潟(0-0-0-1)
  • 東京(0-0-0-1)
  • 中山(0-1-1-1)
  • 中京(未)
  • 京都(未)
  • 阪神(未)
  • 小倉(未)

上りが速くなりにくいコース形態がよさそう。

グランドラインの持ち時計(ベストタイム)

グランドラインの持ち時計は次の通り;

  • 芝1600m:1.34.9 8着(新潟)
  • 芝1800m:1.51.7 1着(福島)
  • 芝2000m:2.00.6 3着(中山)

速い時計は苦手そう。

グランドラインの重馬場適正

グランドラインの稍重も含めた道悪競馬での実績は;

  • 稍重(0-0-0-1)
  • 重(未)
  • 不良(未)

道悪はまだ未知数。


グランドラインの鉄砲実績(休み明け)

グランドラインの10週(中9週)以上の休み明けでの成績は;

  • 10週以上(未)

叩いてからは;

  • 2戦目(未)
  • 3戦目(未)
  • 4戦目(未)
  • 5戦目~(未)

デビューからまだ長期の休みは挟んでいない。

グランドラインのローテーション適正

  • 連闘(未)
  • 中1~2週(1-0-0-1)
  • 中3~5週(0-1-0-0)
  • 中6~8週(0-0-1-1)

グランドラインの枠順適正

グランドラインの馬番別着度数は;

  • 1~4番(1-1-1-1)
  • 5~9番(未)
  • 10~14番(0-0-0-1)
  • 15~18番(0-0-0-1)

内枠が良い。

グランドラインの斤量別着度数

  • 54キロ(1-0-0-2)
  • 55キロ(0-1-1-1)

グランドラインの季節別着度数

  • 12~2月(冬):(0-0-1-1)
  • 3~5月(春):(未)
  • 6~8月(夏):(1-0-0-2)
  • 9~11月(秋):(0-1-0-0)

グランドラインの好走体重

3着以内の体重は;

  • 514~518キロ

グランドラインの血統背景

父はドゥラメンテ(ミスプロ系キングマンボ/皐月賞、日本ダービー、ドバイシーマクラシック2着、宝塚記念2着)。

母の父はディラントーマス(ND系デインヒル)。

ディラントーマスは欧州で走り、「凱旋門賞」など、芝のG1を6勝。主要距離は芝の2000~2400m。

グランドラインの近走

21/10/2 芙蓉S(2歳オープン)

中山 芝2000m 良

着順:2着(2.00.9・クビ差)

騎手:三浦皇成(55キロ)

道中は中団5番手の外目を追走。

3角手前あたりから進出を開始して、4角は2番手で直線。

直線は坂の上りで先頭を交わして先頭に立ち、そのまま押し切りを計るが、ゴール前外から追い込んで来たラーグルフにクビ差交わされて2着。

あと一歩。

仕掛けが少し速かったか?

21/12/4 葉牡丹賞(2歳1勝C)

中山 芝2000m 良

着順:3着(2.00.6・クビ差)

騎手:三浦皇成(55キロ)

1枠1番から道中は先団3番手の内を追走。

4角は2番手の内で直線に向き、直線は馬場の内目から逃げ粘るボーンディスウェイを追いかけるがなかなかその差は詰まらない。

最後は外から追い込んで来たイルチルコにもハナ差交わされて3着。

前走同様あと一歩だが、最後にイルチルコに交わされたのは余計。

21/12/28 ホープフルS(G1)

中山 芝2000m 良

着順:9着(2.01.4・0.8差)

騎手:三浦皇成(55キロ)

3枠4番からハナを切り、道中は後続を4~5馬身離して逃げる。

3~4角で後続に詰め寄られるが、4角も先頭で直線。

直線も内ラチ沿いを坂下までは粘っていたが、坂の上りで一杯気味。

道中は12秒そこそこの淀みのないラップを刻んで逃げていた割には、直線は坂下までは粘れていた。

結果も0.8差と完全に止まったわけではないだけに、展開次第では今後にチャンスはありそう。

2021年 ホープフルS(G1)のラップ分析&回顧

次走、スプリングS(G2)に向けて

次走は3月20日(日)、中山競馬場 芝1800m で行われる「スプリングS(G2)」。

前走のような逃げが打てれば、距離短縮で面白い存在。

 

⇒その他、スプリングS(G2)の注目馬を分析