2023年12月23日【阪神カップ】終了時点までのデータや実際の走りをもとに、ピクシーナイトの好走パターンを分析。
Contents
- 1 ピクシーナイトの距離適性
- 2 ピクシーナイトの脚質
- 3 ピクシーナイトのコース適正
- 4 ピクシーナイトの持ち時計（ベストタイム）
- 5 ピクシーナイトの重馬場適正
- 6 ピクシーナイトの鉄砲実績（休み明け）
- 7 ピクシーナイトのローテーション適正
- 8 ピクシーナイトの枠順適正
- 9 ピクシーナイトの季節別着度数
- 10 ピクシーナイトの斤量別着度数
- 11 ピクシーナイトの好走体重
- 12 ピクシーナイトの血統背景
- 13 ピクシーナイトのここまでの走り
- 13.1 20/9/26 2歳新馬
- 13.2 20/11/23 秋明菊賞（2歳1勝Ｃ）
- 13.3 21/1/10 シンザン記念（Ｇ3）
- 13.4 21/4/17 アーリントンＣ（Ｇ3）
- 13.5 21/5/9 ＮＨＫマイルＣ（Ｇ1）
- 13.6 21/7/4 ＣＢＣ賞（Ｇ3・ハンデ）
- 13.7 21/9/12 セントウルＳ（Ｇ2）
- 13.8 21/10/3 スプリンターズS（G1）
- 13.9 21/12/12 香港スプリント（G1）
- 13.10 23/3/26 高松宮記念（G1）
- 13.11 23/5/13 京王杯SC（G2）
- 13.12 23/9/10 セントウルS（G2）
- 13.13 23/10/1 スプリンターズS（G1）
- 13.14 23/12/23 阪神C（G2）
ピクシーナイトの距離適性
ピクシーナイトはこれまでに芝1200ｍ～芝1600ｍまでの距離のレースに使われてきた。
各距離の着度数は次の通り；
- 芝1200ｍ（1-2-0-4）
- 芝1400ｍ（1-0-1-2）
- 芝1600ｍ（1-0-0-2）
ベストは1200ｍ。
ピクシーナイトの脚質
前からでも控えても好走歴はある。
そこそこのスピード持続力もあり、終いのキレもまずまず。
2021年の「スプリンターズS」を制して、今後のスプリント路線をけん引するかに思われたが、2021年の「香港スプリント」で、他馬の落馬に巻き込まれて競争中止。そのあと骨折が判明して長期離脱を余儀なくされ、その後は精彩を欠いた。
ピクシーナイトのコース適正
ピクシーナイトの競馬場ごとの着度数は次の通り；
- 札幌（未）
- 函館（未）
- 福島（未）
- 新潟（未）
- 東京（0-0-0-2）
- 中山（1-0-0-0）
- 中京（2-1-0-2）
- 京都（未）
- 阪神（0-0-1-3）
- 小倉（0-1-0-0）
- 香港（0-0-0-1）
ピクシーナイトの持ち時計（ベストタイム）
ピクシーナイトの持ち時計は次の通り；
- 芝1200ｍ：1.06.1 2着（小倉）
- 芝1400ｍ：1.20.2 15着（阪神）
- 芝1600ｍ：1.32.9 12着（東京）
千二の時計は速い。
ピクシーナイトの重馬場適正
ピクシーナイトの稍重も含めた道悪競馬での実績は；
- 稍重（未）
- 重（0-0-0-1）
- 不良（0-0-0-1）
重馬場の「アーリントンＣ」で0.4差の4着。
ただしこのレースは休み明けでもあり、道悪が苦手か否かはまだ分からない。
ピクシーナイトの鉄砲実績（休み明け）
ピクシーナイトの10週（中9週）以上の休み明けでの成績は；
- 10週以上（0-1-0-5）
叩いてからは；
- 2戦目（1-0-0-3）
- 3戦目（0-1-0-0）
- 4戦目（未）
- 5戦目～（未）
ピクシーナイトのローテーション適正
- 連闘（未）
- 中1～2週（1-0-0-2）
- 中3～5週（未）
- 中6～8週（1-1-1-1）
ピクシーナイトの枠順適正
ピクシーナイトの枠番別着度数は；
- 1～4番（1-0-1-1）
- 5～9番（1-0-0-4）
- 10～14番（1-1-0-2）
- 15～18番（0-1-0-1）
ピクシーナイトの季節別着度数
- 12～2月（冬）：（1-0-0-2）
- 3～5月（春）：（0-0-0-4）
- 6～8月（夏）：（0-1-0-0）
- 9～11月（秋）：（2-1-1-2）
ピクシーナイトの斤量別着度数
- 53キロ（0-1-0-0）
- 54キロ（1-1-0-0）
- 55キロ（1-0-1-0）
- 56キロ（1-0-0-1）
- 57キロ（0-0-0-2）
- 58キロ（0-0-0-5）
ピクシーナイトの好走体重
3着以内の体重は；
- 528～538キロ
かなりの大型馬。
ピクシーナイトの血統背景
父はモーリス（ロベルト系／安田記念、マイルＣＳ、香港マイル、チャンピオンズマイル、天皇賞（秋）、香港カップ）。）。
母の父はキングヘイロー（ＮＤ系リファール／高松宮記念、皐月賞2着、マイルＣＳ2着 他）。
近親に「クイーンカップ（Ｇ3・芝1600ｍ）」、「キーンランドカップ（Ｇ3・芝1200ｍ）」、「福島記念（Ｇ3・芝1800ｍ）」を勝ったウキヨノカゼ。
ピクシーナイトのここまでの走り
20/9/26 2歳新馬
中京 芝1400ｍ 良
着順：1着（1.23.4・-0.1差）
騎手：福永祐一（54キロ）
道中は中団の外。
4角5番手の外を回して直線に向き、直線は馬群の外目をジワジワと追い上げて、坂を上ったあたりで先頭を捉え、あとは押し切ってゴール。
この時期で528キロの大型馬。
時計は平凡だったが、太めが残った状態での勝ち上がり。
素質はありそう。
20/11/23 秋明菊賞（2歳1勝Ｃ）
阪神 芝1400ｍ（内）良
着順：3着（1.21.7・0.4差）
騎手：福永祐一（55キロ）
大きく出遅れて2馬身ほどの不利。
しかし二の脚ですぐさま一団となった馬群に追いついて、4角では先頭を射程圏の捉えるくらいにまで接近。
直線では内から伸びて先頭を追うが、その差は詰まらず3着まで。
出遅れがすべてだが、ハイペースの流れの中で、この馬自身終始脚を使っていて、最終的に0.4差なら、出遅れがなければ・・・と言うレース。
21/1/10 シンザン記念（Ｇ3）
中京 芝1600ｍ 良
着順：1着（1.33.3・-0.2差）
騎手：福永祐一（56キロ）
前走の出遅れから一転して、確固たる逃げ馬がいない中、7枠12番からハナを切った。
ペースも、溜めて逃げるかたちは取らず、そこそこ流して行ったこともこの馬には良かった。
21/4/17 アーリントンＣ（Ｇ3）
阪神 芝1600ｍ（外）重
着順：4着（1.34.6・0.4差）
騎手：福永祐一（56キロ）
6枠12番から、前走同様「逃げ」に出る。
4角もまずまずの手応えで先頭で直線。
直線は坂下でホウオウアマゾンに捉えられはしたが、その後は踏ん張って2着は死守するように思えたが、坂を上りきってから少し甘くなって2頭に差された。
3か月ぶりの競馬、道悪も良くないか？
21/5/9 ＮＨＫマイルＣ（Ｇ1）
東京 芝1600ｍ 良
着順：12着（1.32.9・1.3差）
騎手：福永祐一（57キロ）
大外18番からハナを切るが、道中のペースは少し速め。
4角も先頭で直線に向いて、直線も坂を上りきるあたりまでは何とか粘っていたが、そこからはズルズルと後退。
大外枠からハナへ、そしてペースも上がって、この馬にとっては自ら苦しい展開を作ってしまった。
21/7/4 ＣＢＣ賞（Ｇ3・ハンデ）
小倉 芝1200ｍ 良
着順：2着（1.06.1・0.1差）
騎手：福永祐一（53キロ）
道中は中団7番手あたり。
4角も中団6番手の内で直線に向くと、直線は内ラチ沿いをグングンと追い上げて、逃げるファストフォースに半馬身まで迫った。
千六からの距離短縮で、いきなりのこの高速決着に対応してくるあたり、この馬、かなりのスプリント適性がありそう。
21/9/12 セントウルＳ（Ｇ2）
中京 芝1200ｍ 良
着順：2着（1.07.2・クビ差）
騎手：福永祐一（54キロ）
外枠15番から、道中は中団の前、6番手の外。
4角も6番手で直線に向くと、直線は馬群の外目から強烈な追い上げを見せるが、クビ差届かずの2着。
前走は大レコードに0.1差の2着。
今走はＧ1馬レシステンシアにクビ差まで迫った。
まだまだ3歳、伸び代は大いにありそう。
21/10/3 スプリンターズS（G1）
中山 芝1200ｍ（外）良
着順：1着（1.07.1・-0.3差）
騎手：福永祐一（55キロ）
道中は3番手追走から、4角は2番手で直線に向くと、直線は馬場の内目から坂の上りで逃げるモズスーパーフレアを捉えると、そこから一気に突き抜けた。
有力馬の中では一頭だけ内枠というアドバンテージはあったものの、好位から抜け出す強い競馬を見せた。
まだ3歳、これからの上積みが大いに期待できる。
21/12/12 香港スプリント（G1）
シャティン 芝1200ｍ 良
着順：競争中止
騎手：福永祐一（57キロ）
アメージングスターの故障、落馬に巻き込まれるかたちで落馬、競争中止。
このあと骨折が判明して、およそ1年3か月の長期離脱。
23/3/26 高松宮記念（G1）
中京 芝1200ｍ 不良
着順：13着（1.12.9・1.4差）
騎手：戸崎圭太（58キロ）
道中は中団の後ろ、13番手を追走。
4角は13番手の大外で直線に向いて、直線は馬群の外目に進路を取って追い上げに入るが、良い脚は出せず。
復帰戦がこの馬場ではちょっとかわいそうな感じ。
叩いてからだろう。
23/5/13 京王杯SC（G2）
東京 芝1400ｍ 良
着順：8着（1.20.7・0.4差）
騎手：戸崎圭太（58キロ）
道中は中団の前、5番手を追走。
4角も5番手の内で直線に向いて、直線は馬群の内目から追い上げを計るが、前が詰まってなかなか伸びきれない歯がゆい競馬。
あれだけの強さを誇った馬だけに、負け方がちょっと物足りないが、決して終わってはいないと思う。
長い目で見ていきたい。
23/9/10 セントウルS（G2）
阪神 芝1200ｍ（内）良
着順：8着（1.07.7・0.5差）
騎手：戸崎圭太（58キロ）
スタート直後で躓いて、道中は後方11番手の外目。
4角は10番手の外目で直線に向いて、直線は馬群の外目から追い上げを計るが、いまいち伸びきれず、8着まで。
プラス10キロの体重と、斤量の58キロ。
まあ、それらを考慮に入れても、物足りない内容ではあるが・・・。
復活が待たれる。
23/10/1 スプリンターズS（G1）
中山 芝1200ｍ（外）良
着順：8着（1.08.6・0.6差）
騎手：戸崎圭太（58キロ）
道中は中団8番手の外目を追走。
4角も8番手の外目で直線に向いて、直線は馬群の外目から追い上げを計るが、伸びずバテず。
ちょっと内容のない競馬が続く。
復活への道のりは長そう。
23/12/23 阪神C（G2）
阪神 芝1400ｍ（内）良
着順：15着（1.20.2・0.9差）
騎手：ムルザバエフ（58キロ）
道中は先団2番手から、4角も2番手で直線に向くが、直線では坂の上りで力尽きた。
このレースがラストラン。
ちょっと不運な現役生活だったが、種牡馬入りしていい産駒を出してほしい。
