ドゥラモンドのキャリアはまだ4戦だけなので、近走のみを振り返る。

ドゥラモンドのここまでの走り

20/7/11 2歳新馬

福島 芝1800m 稍重

着順:1着(1.50.9・-0.1差)

騎手:レーン(54キロ)

道中3番手から、4角は手応えよく2番手、直線は早々に抜け出して、ゴールドベレーの追撃をなんなく交わしてゴール。

レースの上りが36.3秒かかっており、前へ行った組が総崩れしているところを見ると、緩い馬場でそこそこタフな展開だったのかも。

【期待される能力】

  • パワー
  • 底力

20/9/12 アスター賞(2歳・1勝C)

中山 芝1600m 稍重

着順:1着(1.37.1・-0.1差)

騎手:ルメール(54キロ)

スタート出遅れて後方から。

残り600mを過ぎて、馬群の外を回って進出を開始。

4角大外6番手で直線に向き、直線は坂の上りで前の5頭をまとめて交わしてゴール。

時計のかかる馬場状態だが、道中のペースは緩く、それでも上りが36.1秒かかっている。

最後の差しきった脚は鮮やかに見えたが、交わした馬たちが遅すぎた可能性も否定できない。

20/12/20 朝日杯FS(G1)

阪神 芝1600m 良

着順:7着(1.33.0・0.7差)

騎手:武豊(55キロ)

道中は中団の前あたり。

淀みないペースの中、4角も中団7番手で直線に向き、追い上げを計るが、前を捉えるまでには行かず。

しかし、最後まで止まってはいないので、2歳牡馬の頂上決戦、力はそこそこあると見て良い。

2020年 朝日杯フューチュリティS (G1)のラップ分析&回顧

21/2/7 きさらぎ賞(G3)

中京 芝2000m 良

着順:10着(2.02.9・1.9差)

騎手:岩田望来(56キロ)

道中は中団の外、7番手あたり。

道中は引っ掛かり気味に追走。

4角は6番手の外で直線に向くが、坂の上りでヨレながら苦しそう。

結局伸びを欠いたまま。

2000mは長いか。

2021年 きさらぎ賞(G3)のラップ分析&回顧


ドゥラモンドの脚質

現状では前からでも控えても競馬はできそうだが、終いはそれほど切れる脚はなさそう。

パワーと底力が生かせる展開になれば。


ドゥラモンドの血統背景

父は2015年の「皐月賞」、「日本ダービー」を制したドゥラメンテ(ミスプロ系キングマンボ)。

母の父はインクルード(ヒムヤー系)。

インクルードは米国で走り、ダートの中距離G1で1勝。

インクルード自体はマイナーな血統だが、自身はリボーのクロスを持っており、爆発力はありそう。

半兄に2017年の「新潟大賞典(G3・芝2000m)」を勝ったサンデーウィザード(父はネオユニヴァース)。2018年の「ダービー卿チャレンジT(G3・芝1600m)」を勝ったヒーズインラブ(父はハービンジャー)。

ドゥラモンドの次走

次走は4月10日(土)、中山競馬場 芝1600mで行われる「ニュージーランドT(G2)」。

千六で、この面子なら、そこそこやれるのでは?