結果
2024年 10月14日(月)
第72回 府中牝馬S(G2)
東京競馬場 芝1800m 良
着順 | 馬名 | タイム | 位置取り | 上がり3F |
① | ブレイディヴェーグ | 1.44.7 | 10-10-10(中団) | 32.8 |
② | シンティレーション | 1 1/4 | 12-11-12(中団後ろ) | 32.8 |
③ | マスクトディーヴァ | 1/2 | 9-8-9(中団) | 33.3 |
レースの上り:34.1
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | Lap9 | |
今走 | 1.44.7 | 34.1 | 12.7 | 10.9 | 11.5 | 11.8 | 11.8 | 11.9 | 11.7 | 11.4 | 11.0 |
過去平均 | 1.45.50 | 34.3 | 12.6 | 11.0 | 11.6 | 12.0 | 12.0 | 11.9 | 11.3 | 11.3 | 11.7 |
差 | -0.2 | 0.1 | -0.1 | -0.1 | -0.2 | -0.2 | 0.0 | 0.4 | 0.1 | -0.7 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))
前に行った組がまったく残っていないので、道中の流れはスローと言うほどでもなかったのだろう。
ラップを見ても、道中のラップは12秒台に落ちることなく、11秒台後半で推移。
しかし上りの3Fは、後半400mが22.4秒の速い上り。
平均的な流れで、特に終いのキレを持った馬には上り時計が出せるだけ出せる馬場コンディションだった感じ。
圧倒的な瞬発力勝負。
前の馬は、いくら余力があったとしても、34秒前半の上りでは太刀打ちできない。
そんな中、57キロの斤量を背負って、2着馬に0.2秒の差をつけて勝ち切ったブレイディヴェーグは強かった。
回顧
1着は2番人気のブレイディヴェーグ。
スタートまずまずも、道中は中団やや後ろ、10番手を追走。
4角も10番手で直線に向いて、直線は馬群の外目から追い上げを計り、坂の途中から追い出しはじめると、坂の頂上では先頭を射程圏に収め、ゴール前で計ったようにマスクトディーヴァを捉えてゴール。
瞬発力勝負では破格の強さ。
⇒ブレイディヴェーグの分析
2着は10番人気のシンティレーション。
道中は中団の後ろ、勝ち馬の直後、11番手あたりを追走。
4角も12番手で直線に向き、直線は馬群の外目、勝ち馬の直後から追い上げに入り、良い脚で伸びてはくるが、勝ち馬との差は一向に詰まらなかった。
それでもゴール前は、マスクトディーヴァを交わして2着に入った。
3勝クラスを勝ち上がったばかりだが、この馬も末脚はなかなか切れそう。
3着は1番人気のマスクトディーヴァ。
道中は中団9番手の内目を追走。
4角も9番手で直線に向き、直線は馬場の内目を突いて追い上げに入り、スルスルと伸びてきて、坂の頂上では先頭に立ち、そのまま押し切ろうとするものの、ゴール前で2頭に交わされての3着。
最後、2着馬にも交わされたのはちょっと余計。
ガチガチの切れ味勝負ではやや劣るということか?
それとも、千六なら押し切れたのか?
⇒マスクトディーヴァの分析
3番人気のモリアーナは8着。
道中は後方13番手の最内。
4角も13番手の最内で直線に向くと、直線は馬群の真ん中から内目に切れ込んで、マスクトディーヴァの背後を狙って伸びてはくるが、0.8差の8着まで。
この馬にとっては上りが速すぎる。
瞬発力勝負では後手。
⇒モリアーナの分析