結果

2022年 4月9日(土)

第65回 阪神牝馬S(G2)

阪神競馬場 芝1600m(外)良

4月9日(土)阪神競馬場の馬場状態傾向分析(芝)

着順 馬名 タイム 着差 位置取り 上がり3F
メイショウミモザ 1.32.8 6-6(中団) 33.7
アンドヴァラナウト 1.32.9 1/2 3-2(先行) 34.2
デゼル 1.33.0 クビ 8-8(中団後ろ) 33.7

レースの上り:34.7


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8
今走 1.32.8 34.7 12.7 11.2 11.4 11.5 11.3 11.2 11.4 12.1
過去平均 1.33.28 33.9 12.6 11.2 11.8 12.0 11.9 11.0 11.2 11.7
0.8 0.1 0.0 -0.4 -0.5 -0.6 0.2 0.2 0.4

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

中盤は締まったラップで推移しているが、これは離して逃げたクリスティのラップ。

2番手以降の馬はおそらく1Fを12秒を切るくらいのラップで追走していたはず。

上りは残り600mで2番手だったアンドヴァラナウトから換算すると、レースの上りは34.1くらい。

レースの展開はほぼ例年通りのスローの瞬発戦だったと考えられるが、道中のペースが少しだけ流れていた分、ある程度のSPの持続力は必要だった感じ。


回顧

1着は9番人気のメイショウミモザ。

道中は中団6番手のインを追走。

4角も6番手の最内で直線に向くと、直線も馬場の最内から追い上げに入る。

直線は坂の下で逃げ粘るクリスティを射程圏に捉えると、あとは坂の上りでこれを捉え、食い下がるアンドヴァラナウトを振り切ってゴール。

一気の距離延長でいきなり重賞で結果を出した。

道中、そして4角から直線と、終始最内の最短コースを通ったこともよかったが、もちろんこの勝利はフロックではないだろう。

マイルに適性があったのかもしれない。

 

2着は1番人気のアンドヴァラナウト。

道中は3番手のインを追走。

4角も良い手応えの2番手のインで直線に向き、直線も馬場の内目から追い出しにかかるが、坂下ではメイショウミモザに馬体を併わされると、抗うことも出来ずにこれに交わされて、ゴール前食らいつくもその差は詰まらず。

こちらは距離短縮で挑んだ一戦だったが、いささか物足りない内容。

叩いてからか。

アンドヴァラナウトの分析

 

3着は2番人気のデゼル。

道中は中団の後ろ、8番手を追走。

4角も8番手で直線に向くと、直線は馬群の外目に進路を取って追い上げにかかり、ジワジワと加速して前との差を詰めて行き、坂の上りで一気に前を追い詰めるが3着まで。

勝った昨年と同じようなレース運びだったが、終いの脚は、昨年が32.5秒で今年が33.7秒。

馬場がやや柔かったのか?

デゼルの分析

 

3番人気のジェラルディーナは6着。

道中は最後方の11番手。

4角も最後方11番手の外で直線。

直線は馬群の大外から追い上げに入るが、上位組とは同じ脚色。突き抜けることは出来なかった。

またスタートが遅くなっている感じ。

距離短縮で忙しかったこともあるのか?

いずれにしてもOPクラスでパッとしない内容が続く。

ジェラルディーナの分析