結果
2024年 7月28日(日)
第72回 クイーンS(G3)
札幌競馬場 芝1800m 稍重
着順 | 馬名 | タイム | 位置取り | 上がり3F |
① | コガネノソラ | 1.47.4 | 7-8-6-5(中団) | 34.8 |
② | ボンドガール | 頭 | 11-11-11-11(後方) | 34.4 |
③ | アルジーヌ | クビ | 3-3-5-3(先行) | 35.0 |
レースの上り:35.3
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | Lap9 | |
今走 | 1.47.4 | 35.3 | 12.3 | 11.2 | 12.2 | 12.4 | 12.2 | 11.8 | 11.6 | 11.8 | 11.9 |
過去平均 | 1.46.72 | 35.1 | 12.3 | 11.5 | 11.9 | 12.0 | 12.0 | 11.8 | 11.7 | 11.5 | 11.8 |
差 | 0.2 | 0.0 | -0.3 | 0.3 | 0.4 | 0.2 | 0.0 | -0.1 | 0.3 | 0.1 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))
稍重馬場ということもあって、道中のラップが少しかかって、上りの3Fも少しだけ時計を要する展開だが、斤量の軽い3歳馬がワンツーフィニッシュしたように、斤量を背負った古馬にとっては、渋った洋芝を走り切るには、それなりのパワーが必要だったのかもしれない。
3着に粘ったアルジーヌは、これまでも上りのかかるレースで好走してきた、パワー底力系の馬。
1、2着馬は斤量に恵まれた側面が大きいと思う。
今年の「クイーンS」はそういうレース。
回顧
1着は5番人気のコガネノソラ。
外枠12番から、道中は中団7~8番手の外目を追走。
3~4角で外目を回して出して行って、4角は5番手の中ほどで直線。
直線は馬場の3~4分どころから追い上げに入り、ジワリジワリと先頭との差を詰めて行き、ゴール前、逃げ粘っていたコンクシェルをわずかに交わしてゴール。
もともと底力はそこそこある馬。
この馬場で51キロの斤量が大いに効いた感じ。
⇒コガネノソラの見立て
2着は2番人気のボンドガール。
1枠1番から、道中は控えて、後方11番手の内を追走。
4角は11番手の中ほど、勝ち馬の2,3馬身後ろから直線。
直線も勝ち馬の後ろから追い上げに入り、残り100mではその差1馬身ほどに詰めてはくるが、ゴール前、アタマ差及ばずの2着。
道中は腹を括って、後方から経済コースを回って、直線に賭けてくる競馬。
策はハマったが、アタマ差及ばず。
まあ、どちらかと言えば追い上げには厳しい馬場。
アタマ差は位置取りの分だろう。
3着は7番人気のアルジーヌ。
道中は先団3番手の最内。
4角も3番手の最内で直線に向き、直線も馬場の内目から追い上げに入り、ジワジワと伸びて、ゴール前は逃げ粘るコンクシェルを捉えるも、外から来た51キロの3歳2頭に交わされた。
これまでも上りのかかるレースで好走してきた、パワー底力系の馬。
道中内々を回った分、3着は確保できた。
1番人気のウンブライルは10着。
道中は後方11番手、位置取りは2着馬の外目。
4角も11番手の外で直線に向き、直線は馬群の外目から追い上げを計るが、伸びを欠いた。
稍重馬場でも好走はあるが、渋った洋芝では勝手が違うのかもしれない。
鞍上はコメントでコースの形態を敗因に挙げているが、それもあるかもしれないが、基本的にはパワー不足なのかも。
あと、距離も怪しい。
⇒ウンブライルの分析
3番人気のドゥアイズは4着。
外枠13番から、道中は中団9番手。
3~4角では大外を回して出して行って、4角は7番手の大外から直線。
直線も馬群の大外から追い上げてはくるが、3着馬にはハナ差届かず。
3~4角の位置取りを考えると、3着馬との力差はないどころか、こちらの方が上だろう。
今日は枠順に泣いた感じ。
⇒ドゥアイズの分析