2024年 毎日王冠（Ｇ2）のラップ分析＆回顧

結果

2023年 10月8日（日）

第74回　毎日王冠（G2）

東京競馬場　芝1800ｍ　良

レースの上り：33.7

ラップ分析

（※過去平均＝同コース同レースの良馬場平均（過去5走））

道中のペースは明らかに緩く、スローの上り勝負の展開。

開幕週の馬場でもあり、スローの流れとなると、道中前にいた組が有利なのは明らかで、その中でも斤量の軽い3歳馬がクビ差抜け出した格好。

内容としても、レベルとしても、あまり高くはない印象。

回顧

1着は1番人気のシックスペンス。

道中3、4番手追走から、4角も4番手の内で直線に向き、直線は坂を上り切ってからジワジワ伸びてゴール前で先頭を捉えた。

前有利の展開で、1キロ軽い斤量が奏功した感じ。

得に強い勝ち方とは思わない。

 

2着は4番人気のホウオウビスケッツ。

2枠2番からハナに立ち、スローに落とし込んで直線に向き、直線もゴール前まで粘ってはいたが、勝ち馬にクビ差交わされての2着。

スローに落とし込んだまでは良かったが、最後は切れ味の差が出た感じ。

結果論だが、道中もう少し後続に脚を使わせた方がよかったかも。

⇒ホウオウビスケッツの分析

 

3着は5番人気のエルトンバローズ。

道中先団3番手から4角も3番手で直線に向き、直線も最後の最後まで先頭を射程圏に捉えてはいたが、結局交わせず、最後は勝ち馬に交わされての3着。

最後の最後まで先頭に立てず、最後に3歳馬に差されるあたりがこの馬らしい。

勝った昨年と走破時計は同じ。

ここ2戦で重賞で連続3着にきてはいるが、強くなっている感じはしない。

 

2番人気のローシャムパークは10着。

道中は中団の後ろ、9番手あたり。

4角も9番手の外で直線に向き、直線は馬群の外目から追い上げに入るが、伸びずバテずの10着まで。

開幕週の東京ではマクリも効かない。

この馬は基本的には速い上りには向かないだろう。

⇒ローシャムパークの分析

 

3番人気のヨーホーレイクは7着。

道中は中団5、6番手の外。

4角も6番手の外で直線に向いて、直線は坂の上りで先団との差を詰めてきて、坂の頂上では先頭を射程圏に捉えたかに見えたが、残り200ｍで伸びあぐねた。

鞍上は後半に引っかかって、その分最後伸びあぐねたようなコメントを出しているが、この馬もSP持続型の瞬発系。切れ味勝負になると若干引けをとるのかも。

⇒ヨーホーレイクの分析