結果

2024年 6月30日(日)

第59回 北九州記念(G3・ハンデ)

小倉 芝1200m 稍重

着順 馬名 タイム 位置取り 上がり3F
ピューロマジック 1.07.9 1-1(逃げ) 35.6
ヨシノイースター 1/2 3-2(先行) 35.3
モズメイメイ 1  3/4 9-5(中団) 35.1

レースの上り:35.6


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6
今走 1.07.9 35.6 11.4 10.2 10.7 11.1 11.9 12.6
過去平均 1.07.30 34.6 11.6 10.2 10.9 11.3 11.4 11.9
1.0 -0.2 0.0 -0.2 -0.2 0.5 0.7

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

馬場は稍重のコンディションだが、レース前半のラップの出方は過去の良馬場平均と同程度か、少し上回る速さ。

しかし後半400mは、さすがに時計を要する消耗戦。

道悪適性を走り切るパワーと、消耗戦でもバテない底力が問われた一戦。


回顧

1着は3番人気のピューロマジック。

6枠12番からの逃げ。

前半600mの通過が32.3秒で、稍重の馬場を考えればラップは速い。

4角も後続に2馬身ほどの差をつけて直線に向き、直線も逃げ脚は衰えず、ヨシノイースターの追撃を半馬身差しのいでゴール。

タフな馬場、タフな展開で、53キロの軽ハンデが効いたことは確かだろうが、その逃げる脚の安定感は評価できる。

ピューロマジックの見立て

 

2着は9番人気のヨシノイースター。

道中3番手で、4角で2番手に上り、直線でもジワジワと逃げ粘る勝ち馬に迫るが、半馬身まで追いつめたところがゴール。

ここ数戦スタートが決まって好調持続。

前目にさえポジションが取れれば、これくらいのクラスなら善戦できる力がついてきた感じ。

SPの持続力、パワー、底力。

ヨシノイースターの分析

 

3着は16番人気のモズメイメイ。

道中は中団9番手の内。

4角は5番手の内で直線に向き、直線は前を走るサーマルウインドを押しのけるかたちで前に出て、その後もジワジワと差し脚を伸ばしての3着。

久しぶりの馬券圏内。

上がりがかかりそうな展開では今後も注意が必要か。

モズメイメイの分析

 

1番人気のサーマルウインドは12着。

道中は中団の前、5番手を追走。

4角も5番手の中で直線に向くが、残り200mの手前あたりで後ろから来たモズメイメイに馬体をぶつけられて前に行かれてからは伸びを欠いた。

馬体をぶつけられた不利よりも、勝負根性、底力がないような印象。

 

2番人気のナナオは6着。

道中は中団7番手の外目を追走。

4角は8番手の大外で直線に向いて、直線は馬群の外目から横一線の3着争い。

しかしゴール前で甘くなって6着まで。

道中、そして4角と、外々を走った距離ロスはあっただろうが、52キロの斤量なら、3着に入らないといけないレース。

このクラスではまだちょっと力が足りていないのではないか。