結果
2024年 5月11日(土)
第69回 京王杯スプリングカップ(G2)
東京競馬場 芝1400m 良
着順 | 馬名 | タイム | 位置取り | 上がり3F |
① | ウインマーベル | 1.19.7 | 4-4(先行) | 33.2 |
② | レッドモンレーヴ | ハナ | 15-15(後方) | 32.2 |
③ | スズハローム | 2 | 7-7(中団) | 33.3 |
レースの上り:33.9
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | |
今走 | 1.19.7 | 33.9 | 12.7 | 11.1 | 11.0 | 11.0 | 11.2 | 11.4 | 11.3 |
過去平均 | 1.19.84 | 34.1 | 12.3 | 10.9 | 11.2 | 11.4 | 11.1 | 11.2 | 11.8 |
差 | -0.2 | 0.4 | 0.2 | -0.2 | -0.4 | 0.1 | 0.2 | -0.5 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))
スタートしてからの2Fがかなり緩め。
しかしそのあとは最後まで11秒台前半のラップを持続させて、上り3Fは33.9秒。
ただこれは逃げたメイショウチタンのラップ(残り200mまで)で、3馬身差の2番手以降の中盤のラップははさらに緩いものになる。
レース当日はかなりの高速馬場に加えて、南から強い風が吹いていて、3~4角はかなりの追い風(丁度Lap3-Lap4あたり)。
それらのことを考えると、レースは超スローの終い勝負の様相。
勝ち馬が前々で粘りこめたのもそこらへんが影響していそう。
2着馬の破格の上り32.2秒も、そこらへんの環境が影響してそう。
回顧
1着は1番人気のウインマーベル。
道中は先団4番手。
4角も4番手で直線に向き、直線は逃げ粘るメイショウチタンを坂の頂上で捉えると、あとは押し切るかに見えたが、ゴール前で後方から追い込んできたレッドモンレーヴに交わされるが、そこからさらに差し返してハナ差の勝利。
この底力は立派だが、道中のスローペースが最後の一押しにうまく作用した感じ。
⇒ウインマーベルの分析
2着は2番人気のレッドモンレーヴ。
スタート出遅れて道中は最後方15番手。
4角も15番手で直線に向くと、直線は馬群の大外から追い上げに入り、もの凄い末脚で先頭に迫り、ゴール前で前を行くウインマーベルを一旦交わしたが、そこ後差し返されてハナ差の2着。
惜しい2着だが、このスローの流れを、最後方から1着にハナ差迫っただけでも大したもの。
スタートさえ五分に出られれば、といったところ。
⇒レッドモンレーヴの分析
3着は8番人気のスズハローム。
道中は中団の外、7番手を追走。
4角も7番手の外で直線に向き、直線は馬群の外目から追い上げてはくるが、0.4差の3着まで。
昇級初戦の重賞でよく頑張ってはいるが、まだ上位馬とは力の差は歴然。
3番人気のトウシンマカオは6着。
道中は中団の前目5番手の最内。
4角も5番手の最内で直線に向いて、直線は馬場の最内から追い上げに入り、坂の頂上あたりまでは先団で粘っていたが、ゴール前で甘くなった。
スローペースで道中最内。
この流れとポジションで最後まで粘れないのだから、やはり1400mはちょっと長い。
⇒トウシンマカオの分析