結果

2024年 10月19日(土)

第27回 富士S(G2)

東京競馬場 芝1600m 良

着順 馬名 タイム 位置取り 上がり3F
ジュンブロッサム 1.32.1 10-10(中団) 33.1
ソウルラッシュ 1 7-8(中団) 33.3
ロジリオン 1  1/4 6-4(中団前) 33.8

レースの上り:34.0


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8
今走 1.32.1 34.0 12.3 10.6 11.3 11.9 12.0 11.5 11.2 11.3
過去平均 1.32.34 34.7 12.2 10.9 11.3 11.5 11.7 11.3 11.6 11.8
-0.7 0.1 -0.3 0.0 0.4 0.3 0.2 -0.4 -0.5

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

上りの3Fは34.0秒と速い上りとなっていて、逃げた14番人気のバルサムノートが5着に粘っている。

中だるみのスローと見てよさそう。

最後は馬の切れ味勝負。

キレでは劣る1番人気のソウルラッシュは、斤量58キロと相まって、ジュンブロッサムにキレ負けした格好。

2番人気のセリフォスは道中で力みがあり、直線でも追い出しが後手になった感じ。


回顧

1着は4番人気のジュンブロッサム。

外枠16番から、道中は中団10番手の外目を追走。

4角も10番手の外目で直線に向き、直線は馬群の外目から追い上げに入り、坂の上りで先頭を射程圏に捉えると、ゴール前、抜け出しにかかったソウルラッシュとをあっさり交わしてゴール。

切れ味勝負になれば強い。

ジュンブロッサムの分析

 

2着は1番人気のソウルラッシュ。

道中は中団7番手を追走。

4角は8番手で直線に向き、直線は、馬群の中ほどから機を窺がい、坂の上りでゴーサインを出し、坂の頂上付近で一瞬抜け出すも、外から来た勝ち馬に交わされての2着。

勝ち馬とは斤量が1キロ違う上に、この馬は切れ味勝負には向かない。

まあ、いい叩き台にはなったはず。

ソウルラッシュの分析

 

3着は9番人気のロジリオン。

道中は中団の前、4番手あたりを追走。

4角も4番手で直線に向き、直線は馬場の3分どころから追い上げに入り、坂の頂上では先頭に立つ勢いもあったが、ラスト200mで相次いで2頭に交わされた。

軽い斤量と緩めの流れが、道中前目にいたこの馬には有利に働いたのだろう。

 

2番人気のセリフォスは4着。

道中は中団10番手、勝ち馬のすぐ内を追走。

4角も10番手で直線に向くが、馬群の中に閉じ込められて追い出しのタイミングが遅れた。

坂の途中で進路を外に取って追い上げに入るが、そのときには勝ち馬はすでに2馬身ほど前。

その後もこの馬自体も大したキレはなく、4着まで。

追い出しのタイミングが遅れた上に、道中かかっていた分、最後のキレにも影響した感じ。

この馬も叩いてからだろう。

セリフォスの分析

 

3番人気のレッドモンレーヴは9着。

スタートで出遅れて、道中は最後方を追走。

4角も最後方で直線に向いて、直線は馬群の大外から追い上げを計るが、半分交わすのが精一杯。

この馬の競馬だが、この戦法がハマるには、もう少し上りがかからないと厳しい。

レッドモンレーヴの分析