結果
2024年 9月22日(日)
第70回 産経賞オールカマー(G2)
中山競馬場 芝2200m(外) 良
着順 | 馬名 | タイム | 位置取り | 上がり3F |
① | レーベンスティール | 2.11.8 | 3-3-4-4(先行) | 34.1 |
② | アウスヴァール | 1/2 | 1-1-1-1(逃げ) | 34.8 |
③ | リカンカブール | 1/2 | 2-2-2-2(先行) | 34.6 |
レースの上り:34.7
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | Lap9 | Lap10 | Lap11 | |
今走 | 2.11.8 | 34.7 | 12.7 | 11.3 | 12.6 | 12.1 | 12.3 | 12.4 | 11.9 | 11.8 | 11.6 | 11.3 | 11.8 |
過去平均 | 2.11.96 | 35.1 | 12.5 | 11.1 | 12.6 | 12.4 | 12.4 | 12.1 | 11.9 | 11.8 | 11.6 | 11.5 | 12.1 |
差 | -0.4 | 0.2 | 0.2 | 0.0 | -0.3 | -0.1 | 0.3 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | -0.2 | -0.3 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))
過去の良馬場平均と同等か少し速めのラップだが、今の中山の馬場は超高速馬場。これくらいのラップでは緩い流れ、スローの前残りの展開ということになる。
道中1、2番手の10番人気、11番人気の馬が2、3着に入っていることからもレースのレベルが窺える。
そんな中、道中好位で追走していた圧倒的1番人気のレーベンスティールは、直線狭くなりながらも、ゴール前ではきっちりと差し切って能力の違いを見せつけた。
回顧
1着は1番人気のレーベンスティール。
道中は先団、好位の3、4番手を追走。
4角は4番手の内で直線に向き、直線は馬場の内目から追い上げを計るが、前が詰まってまともに追えないと見るや、坂の途中で進路を外に持ち出して、逃げるアウスヴァールと2番手リカンカブールの間にできたわずかな隙間をこじ開けるように抜け出してくると、あとは余裕の構えでゴールした。
この緩い流れで好位にいたのだから、直線は少々の不利があってもなんとかなる。
力の違いを見せつけた感じ。
⇒レーベンスティールの分析
2着は10番人気のアウスヴァール。
2枠3番からハナを切り、前半1000mの通過は61.0秒と余裕のペースで折り返すと、4角も先頭で直線に向き、勝ち馬が内で詰まってもたつく間に、そのまま押し切りを計るが、勝ち馬に進路ができると、あっさりと交わされた。
それでも2着を死守できたのは、道中緩い流れで逃げた賜物。
3着は12番人気のリカンカブール。
道中は2番手から、4角も2番手で直線に向き、直線では逃げ粘るアウスヴァールを追うが、一向に交わす気配はなく、そうこうしているうちに、勝ち馬に交わされての3着。
この馬も、緩い流れで3着を拾った感じ。
2番人気のステラヴェローチェは6着。
道中は中団の前6番手、勝ち馬の直後あたりを追走。
3角を過ぎて勝ち馬に並びかけ、4角は4番手の外で直線に向くが、直線では伸びを欠いた。
緩い流れでキレを求められる競馬は苦手。
⇒ステラヴェローチェの分析
3番人気のサヴォーナは4着。
道中3番手から、4角も3番手で直線に向くが、なかなか前を捉えきれずに4着どまり。
この馬もキレはないので、この緩い流れだと、直線は2、3着馬と同じ脚色になってしまう。
⇒サヴォーナの分析