結果
2023年 9月10日(日)
第68回 京成杯オータムH(G3・ハンデ)
中山競馬場 芝1600m(外)良
着順 | 馬名 | タイム | 位置取り | 上がり3F |
① | ソウルラッシュ | 1.31.6 | 4-3-3(中団前) | 33.6 |
② | ウイングレイテスト | 2-2-2(先行) | 33.9 | |
③ | ミスニューヨーク | 4-6-4(中団) | 33.5 |
レースの上り:34.6
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | |
今走 | 1.31.6 | 34.6 | 12.6 | 11.0 | 11.0 | 11.2 | 11.2 | 11.2 | 11.8 | 11.6 |
過去平均 | 1.32.44 | 34.9 | 12.4 | 11.0 | 11.2 | 11.6 | 11.4 | 11.4 | 11.5 | 12.0 |
差 | -0.3 | 0.2 | 0.0 | -0.2 | -0.4 | -0.2 | -0.2 | 0.3 | -0.4 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))
開幕週の良好な馬場状態は圧倒的に前有利の馬場。
中盤のラップは、4~5馬身離して逃げたグラニットのラップ。
なので2番手以降の中盤のラップは、11秒台後半の緩めの追走のように見える。
そして2番手以降は残り600mを切って進出を開始。
Lap7までは逃げたグラニットのラップだが、Lap7ではさすがに11.8秒を要して少しバテ気味。
そこですかさず、道中2番手のウイングレイテストが残り200mでグラニットを捉えて、あとはソウルラッシュとの叩き合い。
道中2番手のウイングレイテストを基準に見たレースの上りは33.9秒なので、道中2番手以降のレースの流れとしてはスロー寄りの展開。
良好な馬場状態なので、走破時計や上位馬の上り時計は速くなってはいるが、全体的に見て、スローの前残りと言った色合いが濃いレースだったように思う。
回顧
1着は2番人気のソウルラッシュ。
道中は中団の前4番手。
3~4角の残り600mから速度を上げて、4角は3番手の内で直線。
直線は馬場の内目から追い上げに入り、坂の上りで先頭を射程圏に捉えると、ゴール前できっちりこれを差し切ってゴール。
本来切れ味勝負では後手を踏む馬だが、今回は格の違い。相手関係が楽だった。
ハンデの59キロも、開幕週の馬場ではそれほど負担にはならなかったのだろう。
⇒ソウルラッシュの分析
2着は5番人気のウイングレイテスト。
道中2番手から、4角も2番手で直線に向き、直線では坂下で逃げるグラニットを捉え、そのまま押し切りを計ったが、ゴール前でソウルラッシュにクビ差交わされての2着。
逃げ馬を逃がして、自分は緩い流れの2番手なら、ゴール前は粘り切りたかったところだが、ここは力の差が出た。
⇒ウイングレイテストの分析
3着は8番人気のミスニューヨーク。
道中は中団6番手、ソウルラッシュの直後を追走。
3~4角でスパートし、4角は4番手の内で直線。
直線は馬群の外目から追い上げを計って前を追うが、0.1差の3着まで。
最近はポジションが取れない競馬が続いていたが、久々にそこそこのポジションが取れたのが良かった。
牝馬の56キロにしては大健闘と言いたいところだが、相手関係が楽。
⇒ミスニューヨークの分析
1番人気のインダストリアは7着。
道中は中団の後ろ、後方寄りの8番手を追走。
4角も後方寄りの8番手の外で直線に向き、直線は馬群の外目から追い上げに入るが、良い脚は出せず。
今日の馬場ではあの位置取りからでは厳しい。
加えて、こういう速い馬場は向かないと思う。
⇒インダストリアの分析
3番人気のアスクコンナモンダは9着。
道中は後方10番手。
4角も10番手で直線に向くが、直線では見せ場なし。
3勝クラスを道悪で勝ち上がってきた馬。
速い馬場は向かないのだろう。