結果

第160回 天皇賞(秋)(G1)

東京競馬場 芝2000m 良

着順 馬名 タイム 位置取り 上がり3F
アーモンドアイ 1.56.2 5-6-6-5(中団前) 33.8
ダノンプレミアム 3 5-4-5-3(中団前) 34.5
アエロリット クビ 1-1-1-1(逃げ) 34.8

レース上り:34.3


ラップ分析

1着タイム 上り3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8 Lap9 Lap10
今走 1.56.2 34.3 12.8 11.4 11.5 11.6 11.7 11.6 11.3 11.1 11.3 11.9
過去平均 1.57.9 35.0 12.8 11.5 11.4 11.6 11.8 11.9 11.8 11.5 11.6 11.9

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去7走))

序盤から前半1000mまでは、過去の平均とほぼ同じペースで推移した。

しかしそこからジワジワと加速。

残り800mからはレースが一気に動いて行った。

レース前半ではそこそこ溜めは作れたものの、トータルで見ると、後半1000mで長くスピードを持続できる能力、またその上で最後の直線では、ギアを即座にトップに入れる一瞬の切れ味が試されたレース。

しかし、そんなことができる馬は一頭だけ。

他の馬はスピードを持続させることで精一杯の状態。


レース回顧

強い馬が内枠に入り、スタート良く好位に取り付き、終始内ラチ沿いの経済コースを通ってくれば、もう他の馬が抗うことなど不可能。

2着のダノンプレミアムは、さすがに瞬発力では及ばないことは明白のため、4角手間で仕掛けて行った。

これは正解。

仮にアーモンドアイに勝つ可能性があるとすれば、先に抜け出して持続力勝負に持ち込むしか手段はない。

3馬身つけられて完敗したものの、この馬の力は出しきった。

3着のアエロリットもうまくマイペースでは逃げたものの、このペースでは話にならない。

いつものアエロリットに比べれば、前半はちょっと抑え気味だったような気もする。

他のレースならそれでも良いが、相手が相手だけに、もう少し上げてもよかったのかも。

サートゥルナーリアは終始「力んでいた」と言うことだが、レース後半の持続力系のレース展開に屈したようにも見える。

いずれにしてもアーモンドアイ1強。

2~5着に力の差はない。

枠順や展開しだいでは、いくらでも着順の入れ替わりは可能だろう。