結果

第71回 東京新聞杯(G3)

東京 芝1600m 良

クッション値:9.2(標準)

着順 馬名 タイム 着差 位置取り 上がり3F
カラテ 1.32.4 5-4(先行) 34.0
カテドラル 1.32.4 10-10(中団後) 33.5
シャドウディーヴァ 1.32.6 1  1/4 10-10(中団後) 33.6

レースの上り:34.3


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8
今走 1.32.4 34.3 12.3 11.2 11.4 11.7 11.5 11.2 11.6 11.5
過去平均 1.33.39 34.0 12.5 11.2 11.7 12.0 12.0 11.2 11.2 11.6
0.3 -0.2 0.0 -0.3 -0.3 -0.5 0.0 0.4 -0.1

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去7走))

東京は引き続き時計の出やすい馬場コンディションで上りも速い。

このレースも前半からそこそこ速いラップを刻みながら、坂の上りで多少苦労はしたものの、ラスト1Fは11.5秒でまとめた。

速い馬場を考慮に入れても、そこそこの速い平均ペース。

位置取りによる有利不利はあまりなく、実力が反映されるレースとなった。


回顧

1着は5番人気のカラテ。

道中は先団4~5番手。

4角は4番手で直線に向くと、直線では坂の途中で前が塞がりながらも、進路を変えてからも鋭い伸び脚。

速い東京の馬場ではイマイチだろうとノーマークの馬だったが、このペース、この時計でも勝ってきたところを見ると、相当地力は付いてそう。

未勝利で7戦、1勝クラスで9戦を要した遅咲きの馬、今後の走りに注目したい。

 

2着は12番人気のカテドラル。

道中は中団のやや後ろあたり。4角も中団後ろあたり10番手から直線。

直線は馬群の外目からシャドウディーヴァと一緒に伸びて来て、ゴール前は内から伸びて来たカラテとの追い比べの末、アタマ差交わされて2着。

この馬も、今の東京の速い上りには対応できないと思っていたが、しっかり対応。

前走では敗れはしたものの、道中は2番手を追走する競馬を見せていた。

そのせいか、今走は先団ではないものの、位置取りは後ろ過ぎずに追走できていた。

こう言う近走不振の実績馬は、やはり何らかの「刺激」と言うものは見逃してはいけない。

カテドラルの分析

 

3着は3番人気のシャドウディーヴァ。

道中はカテドラルと同じような位置取りだがこちらは外目。

4角10番手で直線に向き、直線ではカテドラルよりも早めに抜け出したものの、坂を上ってカテドラルに交わされた。

しかしそこからズルズルとは行かず、しかっり食らいついて3着は確保。

力通りの走りは見せた。

シャドウディーヴァの分析

 

1番人気のヴァンドギャルドは4着。

道中は中団前目の良いポジション。

4角も先団6番手で直線。

直線も残り200mまでは良い走りを見せたはいたが、そこからの伸びがイマイチ。

やはりこの馬、締まったペースでは終いが鈍る。

ヴァンドギャルドの分析

 

2番人気のトリプルエースは7着。

道中は2番手追走。

4角も2番手で直線に向き、良い手応えで坂を上っては来たが、そこから伸びを欠いた。

鞍上は距離を敗因に挙げたが、そうかもしれない。

トリプルエースの分析