結果

第62回 アメリカジョッキーCC(G2)

中山競馬場 芝2200m(外)不良

クッション値:7.9(やや軟らかめ)

着順 馬名 タイム 着差 位置取り 上がり3F
アリストテレス 2.17.9 6-6-6-4(中団前) 37.4
ヴェルトライゼンデ 2.18.0 1/2 9-9-7-7(中団) 37.3
ラストドラフト 2.18.0 クビ 9-11-9-8(中団) 37.0

レース上り:37.9

 


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8 Lap9 Lap10 Lap11
2.17.9 37.9 12.4 12.2 13.4 12.6 12.7 12.6 12.1 12.0 12.4 12.2 13.3
2.12.90 35.4 12.6 11.3 12.7 12.5 12.3 12.2 12.1 11.8 11.8 11.6 12.1
2.5 -0.2 0.9 0.7 0.1 0.4 0.4 0.0 0.2 0.6 0.6 1.2

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

前後半のバランスだけを見ると、ペースはスローと言うことになるんだろうが、序盤は多少遅いにしても、残り1000mからは、良馬場平均と同じ12.1のラップを踏み、それ以降も、不良馬場なりに、それなりに流れているようには見える。

ラスト1Fも13.3秒を要しており、これはもう、スタミナとパワーの勝負だったのだろう。

(参考)

中山芝2200mのコース分析

 


回顧

1着は1番人気のアリストテレス。

道中は中団の前目。

3~4角では外を回して、4角は4番手の外で直線。

直線では馬群の外目、馬場の真ん中からグイグイと伸びてきて、追いすがるヴェルトライゼンデに半馬身つけてのゴール。

完璧な勝ち方。

ゴール前は先頭に立っても気を抜くところはなかった。

圧倒的なスタミナとパワー。

アリストテレスの分析

 

2着は3番人気のヴェルトライゼンデ。

道中は中団で、アリストテレスの後ろあたり。

ずっとアリストテレスをマークして、3~4角もアリストテレスの更に外から追い上げて行った。

直線に向いてもアリストテレスに食らいつくが、その差は詰まらず。

この馬自身も力のあるところは示したが、勝った馬はさらに上。

ヴェルトライゼンデの分析

 

3着は6番人気のラストドラフト。

道中はヴェルトライゼンデの後ろあたり。

4角は1、2着馬よりも内目を通って直線に向き、直線はヴェルトライゼンデと馬体を併せて伸びて来たが、2着馬にはクビ差及ばず。

道悪ということもあって、ペース的にはこの馬には合っていた。

道悪を走ったと言うより、スタミナとパワーでもぎ取った3着と言った印象。

ラストドラフトの分析

 

2番人気のサトノフラッグは11着。

道中は後方から。

3角あたりから早めに進出して行って、4角は8番手の外で直線に向いたが、直線では坂下で一杯。

流れが向かなかったと言うのはあるが、やはりこの馬、道悪は向かないのではないか?

サトノフラッグの分析

 

4番人気のステイフーリッシュは4着。

道中は前目の4~5番手。

4角も4番手で直線に入り、坂下あたりまではアリストテレスと馬体を併せて応戦していたが、そこからは上位3頭に交わされての4着。

しかし最後の粘りはさすが。

良馬場ならまだまだやれる。

ステイフーリッシュの分析