ステルナティーアのキャリアはまだ4戦だけなので、近走のみを振り返る。
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ステルナティーアのここまでの走り
21/8/8 2歳新馬
新潟 芝1600m(外)良
着順:1着(1.36.0・-0.5差)
騎手:福永祐一(54キロ)
道中は中団の外、8番手を追走。
4角も8番手の外で直線に向くと、直線は抜群の手応えで先頭に迫ると、残り200mで先頭に立ち、あとは後続を引き離すだけ。
スローの流れとはいえ、終いの脚は32.7秒。
瞬発力はありそう。
【期待できる能力】
- 瞬発力
21/10/9 サウジアラビアRC(G3)
東京 芝1600m 良
着順:2着(1.36.5・0.1差)
騎手:福永祐一(54キロ)
道中は先団3番手追走。
4角も3番手で直線に向くが、先に抜け出していたコマンドラインとの差は詰められず、2着まで。
前半600mあたりでスローの流れを嫌ったコマンドラインは5番手から2番手に順位を上げた。
勝負はここで決まっていたかも。
21/12/12 阪神JF(G1)
阪神 芝1600m(外)良
着順:7着(1.34.4・0.6差)
騎手:ルメール(54キロ)
道中は中団の前、6番手を追走。
4角は中団9番手で直線。
直線は馬群の真ん中から追い出しを計るが、良い脚は出せず。
馬体重の-10キロ(432キロ)は、調教後が434キロなので、輸送減りではないだろう。
向正面でぶつけられてふらつく場面は見られたが、それが直接の敗因とも思えない。
結局まだ力が足りない、というのが正直な感想。
⇒2021年 阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)のラップ分析&回顧
22/3/5 チューリップ賞(G2)
阪神 芝1600m(外)
着順:11着(1.34.4・1.2差)
騎手:福永祐一(54キロ)
道中は後方12番手の外を追走。
4角は11番手の外で直線に向き、直線は馬群の大外から追い込んでくるが、良い脚は出せずに11着。
結局今回も前走と同じような脚しか出せていない。
成長が感じられない。
ステルナティーアの脚質
好位で脚を溜めて、終いの脚を生かす競馬。
瞬発力はありそうだが、これまで連対した2鞍はいずれもかなり緩い流れ。
この先ペースが上がっても、速い脚が繰り出せるか否か?
ステルナティーアの血統背景
父はロードカナロア(ミスプロ系キングマンボ/スプリンターズS連覇、高松宮記念、安田記念、香港スプリント連覇)。
母の父はファルブラヴ(ノーザンダンサー系)。
ファルブラヴは欧州、日本、香港で走り、G1を8勝。主戦場は芝の1800~2400m。
ステルナティーアの全兄にはステルヴィオ(マイルCS)。
母方の6代前、ダンスタイムを祖とする牝系はシンボリルドルフを出した名門牝系。
次走、NHKマイルカップ(G1)に向けて
次走は5月8日(日)、東京競馬場 芝1600m で行われる「NHKマイルカップ(G1)」。
明らかに力不足だろう。
⇒その他、NHKマイルカップ(G1)の出走馬を分析