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中山芝2200m(外)のコース概要
最初のコーナーまでの距離
スタート地点は、スタンド前直線の入り口付近で(芝2000mのスタート地点から少し右に移動したところ)、そこから直線の急坂を上って、最初の第1コーナーまでは432m。
この距離は比較的長いので、ハナ争い、先行争いと言う点では、枠の内外によって大きな有利不利はない。
(※もちろん、外枠からハナを狙いに行く馬は、内枠のそれよりは若干の距離ロスやスタミナのロスは当然生じる)
道中のカーブ
中山芝2200mは、中山競馬場の外回りコースを使用している。
中山競馬場の外回りコースは、おむすび型をしたトリッキーなコース。
なので第1~第3コーナーのカーブは緩く、道中は息が入り辛い。
道中のアップダウン
まず直線の急坂を上ったあと、2コーナーを頂点に上りが続く。
その後向正面からは下り。
平坦な3~4コーナーを経て直線。
直線の急坂はJRA全10場の中で最大の急坂。直線残り200mから110m駆け上る(高低差2.2m)。
直線距離
ゴール前直線は310mと短い。
中山芝2200mのコース傾向
おむすび型の外回りコースなので、コーナーのカーブが緩く、息が入りにくい。
併せて、向正面から下りに入るので、まさにペースが緩むいとまがない。
総じて中山2200mはタフなペースになりやすく、スピード持続力、スタミナを持った馬が有利。
中山芝2200m、種牡馬別 着度数10傑
- データは集計期間:2016/1/9~2020/12/26(5年間)
- 馬場は良馬場限定
種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
ステイゴールド | 12- 5- 12- 74/103 | 12% | 17% | 28% |
ディープインパクト | 8- 16- 4- 49/ 77 | 10% | 31% | 36% |
ルーラーシップ | 6- 5- 2- 17/ 30 | 20% | 37% | 43% |
ドリームジャーニー | 5- 3- 1- 12/ 21 | 24% | 38% | 43% |
ハービンジャー | 4- 5- 6- 40/ 55 | 7% | 16% | 27% |
ハーツクライ | 3- 6- 10- 47/ 66 | 5% | 14% | 29% |
キングカメハメハ | 3- 3- 0- 33/ 39 | 8% | 15% | 15% |
オルフェーヴル | 3- 2- 2- 14/ 21 | 14% | 24% | 33% |
マンハッタンカフェ | 3- 2- 1- 12/ 18 | 17% | 28% | 33% |
トーセンホマレボシ | 2- 3- 1- 12/ 18 | 11% | 28% | 33% |
ステイゴールドを筆頭に、ステイゴールド産駒の種牡馬ドリームジャーニー、オルフェーブルと、10傑の中にステイゴールド系が3頭。
ステイゴールド産駒と言えば、SP持続力、スタミナに富んだ馬が多い。
この種牡馬成績だけを見ても、中山芝2200mがSP持続力、スタミナに特化したコースであることが分かる。