メイショウタバルの脚質
逃げ、先行策が合っていそう。
とりあえずSPの持続力とパワーは相当高そうで、「毎日杯」の圧勝劇がかなりのインパクト。
しかし、「皐月賞」では引っかかってしまって暴走気味の大逃げ。
前半1000mの通過が57.5秒なので、これで最後まで踏ん張れたなら、往年のパンサラッサ並み。
当日の馬場状態が良かったので、気分よく行ってしまったが、「毎日杯」のように渋めの馬場なら、また展開は変わったかも。
そして「神戸新聞杯」は少し渋った馬場で大逃げを打っての快勝。
力まずに逃げることができれば強そうな馬。
メイショウタバルの血統背景
父はゴールドシップ(サンデー系ステイゴールド/皐月賞、菊花賞、有馬記念、宝塚記念連覇、春天)。
母の父はフレンチデピュティ(ND系ヴァイスリージェント)。
フレンチデピュティは米国で走り、ダートの6~8F(約1200~1600m)で活躍。引退後は種牡馬として、日本で多くの重賞ウイナーを輩出した。
メイショウタバルの近走
24/9/22 神戸新聞杯(G2)
中京 芝2200m 稍重
着順:1着(2.11.8・-0.1差)
騎手:浜中俊(57キロ)
大外15番枠から果敢にハナを取りに行く。
2角では後続に4馬身の差をつけて大逃げの構え。
3角ではその差はさらに開いて5~6馬身ほど。
3~4角では後続もスパートを開始して、4角ではその差4馬身ほどで直線。
しかし直線では後続の追い上げはなかなか進まず。
坂を上り切って、ようやくジューンテイクが2~3馬身差に迫ってくるが、ゴール前半馬身差凌いでゴール。
少し緩いこれくらの馬場が丁度よさそう。
本番もしっかり折り合えれば面白い存在。
24/10/20 菊花賞(G1)
京都競馬場 芝3000m(外)
着順:16着(3.09.3・5.2差)
騎手:浜中俊(57キロ)
序盤は好位の6番手あたり。
1周目スタンド前で上がって行って、1角では先頭に立つが、2角ではピースワンデュックに先頭を譲る。
その後向正面では先団の2、3番手あたりで追走し、3角は2番手で勝負どころに入るが、3~4角ではズルズル後退し、4角は10番手で直線に向くが、直線では余力なし。
ちょっと先団でスムーズな競馬ができなかった感じ。
それにしても、3~4角で失速しているところを見ると、距離も長いのか?