結果

2022年 1月16日(日)

第62回 京成杯(G3)

中山競馬場 芝2000m 良

1月16日 中山競馬場の馬場状態傾向分析(芝)

着順 馬名 タイム 着差 位置取り 上がり3F
オニャンコポン 2.01.3 6-6-10-10(中団) 34.7
ロジハービン 2.01.5 1  1/4 13-13-6-5(後方) 35.0
ヴェローナシチー 2.01.7 1  1/4 13-13-11-10(中団後) 35.0

レースの上り:35.5


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8 Lap9 Lap10
今走 2.01.3 35.5 12.5 10.6 12.6 12.2 13.0 12.5 12.4 12.0 11.4 12.1
過去平均 2.01.88 35.9 12.6 10.9 13.0 12.3 12.7 12.4 12.0 12.0 11.8 12.1
-0.4 -0.1 -0.3 -0.4 -0.1 0.3 0.1 0.4 0.0 -0.4 0.0

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

前半は、例年に比べるとそこそこ速めのラップを刻んだ。

しかし後半はどちらかと言うと緩めのラップ。

その分上り3Fが若干速くなって35.5秒。

中だるみの瞬発戦。

ポジショニングは、前半は、中団より後ろにいた方がスタミナのロスは防げただろう。

前々にポジションを取った馬は、スタミナがないと少し苦しい展開だったかも。


回顧

1着は6番人気のオニャンコポン。

前半~中盤は中団のやや前、6番手の外あたりを追走。

しかし、3角手前で順位を下げて、中団の後ろ、10番手の外。

4角も中団の後ろ、10番手の外を回って直線。

直線は馬群の外目から追い上げに入り、坂の途中で先団の馬をまとめて交わしてゴール。

これまでとは違って、控える競馬で結果を出した。

前走を見ると、その方がいいのかもしれないが、いずれにしても本番の流れはこんなものではない。

前走の流れで結果を出せていないのは、やはり物足りない。

オニャンコポンの分析

 

2着は5番人気のロジハービン。

道中は後方13番手の外を追走。

3角の手前あたりから動いて行って、3角は6番手の外、4角は5番手の外で直線。

直線は坂の上りで先頭に立つと、そのまま押し切りを計るが、外からオニャンコポンの強襲に屈し、1馬身1/4差の2着。

ちょっと仕掛けが早かったようだが、あれは意図したものではなく、引っかかっていたようす。

それでも道中外々を回りつつ、長い脚を使って2着は確保。

折り合いさえつけばまだ前進はありそう。

ロジハービンの分析

 

3着は8番人気のヴェローナシチー。

道中は後方13番手の内。

4角は10番手の内で直線。

直線は馬場の最内から、進路がないと見るや、進路を馬群の外目に移して追い上げて行き、坂の上りでグッと抜け出して3着を確保。

道中は後方で脚を溜めて、ポジション取りも終始内目の経済コース。

良い伸びは見せたが、展開とコース取りの妙といったところ。

 

1番人気のアライバルは4着。

道中は中団のやや前、6番手を追走。

4角は中団8番手で直線。

直線は馬群の中ほどから、進路を外に取って追い上げを計るが4着まで。

休み明けで体重が+16キロ。

もともとそうキレる感じではないので、あの位置取りからだとここが精一杯だろう。

アライバルの分析

 

2番人気のテンダンスは5着。

道中は中団9番手、4角も中団8番手の内で直線。

直線は馬場の内目から、馬群の間の狭い進路をこじ開けてきて、坂の上りでは良い伸びで勝ち負けできるかに思われたが、ゴール前で甘くなって5着まで。

位置取りが、もう少し前目の方が面白い馬だと思う。

テンダンスの分析