結果

2022年 1月23日(日)

第63回 アメリカジョッキーCC(G2)

中山競馬場 芝2200m 良

1月23日 中山競馬場の馬場状態傾向分析(芝)

着順 馬名 タイム 着差 位置取り 上がり3F
キングオブコージ 2.12.7 13-13-12-8(後方) 34.7
マイネルファンロン 2.12.9 1  1/2 12-12-11-6(後方) 35.1
ボッケリーニ 2.130. 1/2 4-4-7-8(先行) 35.5

レースの上り:35.7


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8 Lap9 Lap10 Lap11
今走 2.12.7 35.7 12.5 11.4 12.6 12.3 12.4 12.1 11.9 11.8 11.8 11.7 12.2
過去平均 2.12.90 35.4 12.6 11.3 12.7 12.5 12.3 12.2 12.1 11.8 11.8 11.6 12.1
0.3 -0.1 0.1 -0.1 -0.2 0.1 -0.1 -0.2 0.0 0.0 0.1 0.1

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

ほぼ平均的だが、各ラップで少しずつ速い。

その分上りも0.3秒だけ平均を上回った。

外差し馬場ということもあり、レースとしては後方有利の展開と言えそう。

後方で脚を溜めて、終いの脚が使える馬が馬券に絡んだ。


回顧

1着は3番人気のキングオブコージ。

道中は後方13番手で脚を溜め、3角過ぎから馬群の外目から進出開始。

4角8番手の外を回して直線に向くと、直線は馬場の良い外目から追い出しにかかり、坂の上りで抜け出してゴール。

最初から外差し馬場を意識していたような完璧な騎乗。

馬も骨折明け3戦目で見事な勝利。

キングオブコージの分析

 

2着は11番人気のマイネルファンロン。

道中は後方12番手、勝ったキングオブコージの直前あたりを追走。

3角を過ぎて、残り600mあたりから動いて行って、4角は6番手の外から直線。

直線は、馬場の良い外目から追い上げにかかり、良い伸び脚で坂の上りで先頭に立つが、すぐに外から追い上げて来たキングオブコージに交わされての2着。

この馬も、最初から外差し馬場を意識していたような完璧な騎乗だったが、直後にいた横山典弘騎手騎乗のキングオブコージも同じおとを考えていた。

いずれにしてもこの馬、中山コースとの相性は抜群、これで(2-2-2-2)。

マイネルファンロンの分析

 

3着は4番人気のボッケリーニ。

序盤は中団の前あたり、4~5番手を追走。

中盤あたりから順位を下げて、3角は7番手の内目、4角は8番手の内で直線。

直線は各馬が避けて通る荒れた内目の進路を選択。

しかしこれが案外に伸び、坂の上りでは突き抜けるか?というような勢いだったが、やはりゴール前は甘くなって3着まで。

おそらく内を狙ったのではなく、外に出せずに内を選んだのだろう。

外に出せていれば勝ち負けは際どかっただろうし、内の馬場がこれほど荒れていなければ、内をすくって勝っていた可能性も高い。

いずれにしても内容は良かった。

ボッケリーニの分析

 

1番人気のオーソクレースは6着。

道中は中団の前目、6番手を追走。

3角手前で順位を上げて、4角では2番手の外で直線。

直線では早めに先頭に立って押し切りを計るが、坂の上りで苦しくなった。

道中前目にいたにも関わらず、仕掛けどころが少し速かったような感じ。

あの位置取り、仕掛けから押し切れていれば、間違いなく「強い」と思えたのだが・・・。

休み明けの+10キロも微妙に堪えたか?

オーソクレースの分析

 

2番人気のポタジェは5着。

道中は中団7番手あたりを追走。

4角は勝ったキングオブコージと同じような位置取りの8番手だが、こちらは内目。

直線は馬群の中ほどから追い上げに入るが、伸び脚がイマイチといった感じで5着まで。

追い切りでは3歳の1勝馬に後れを取っていたが、今回は休み明けで本調子ではなかったと見るか? 初めての2200mの距離が微妙とみるか?

ポタジェの分析