ジュンブロッサムのキャリアはまだ7戦だけなので、近走のみを振り返る。

ジュンブロッサムのここまでの走り

21/10/23 2歳新馬

東京 芝2000m 良

着順:2着(2.03.4・0.2差)

騎手:武豊(55キロ)

外枠12番から道中は先団3~4番手。

4角も4番手で直線に向き、直線は馬場の最内から追い上げに入り、坂を上りきってからひと伸びしたが、外から追い上げて来たデリカテスには約1馬身及ばずの2着。

道中はスローで前有利。

最後は勝ち馬に切れ負け。

21/11/20 2歳未勝利

東京 芝2000m 良

着順:1着(1.59.2・-0.1差)※2歳レコード

騎手:武豊(55キロ)

外枠12番から道中は3~4番手を追走。

大逃げを打つユイノゴトクに4角では6~7馬身離されて、4角は3番手で直線。

直線は坂の上りで2番手に上がると、あとはジワジワと逃げるユイノゴトクを追い詰めて、ゴール前、計ったようにユイノゴトクを捉え切ってゴール。

大逃げを打ったユイノゴトクに引っ張られて、2番手以降も道中はそこそこ速い流れで追走していた。

それもあってレコード勝ちにも結び付いたが、未勝利戦でこの時計なら、SPの持続力はそこそこ期待できそう。

22/2/13 共同通信杯(G3)

東京 芝1800m 稍重

着順:4着(1.48.5・0.6差)

騎手:武豊(56キロ)

道中は先団3~4番手の外。

4角も3番手で直線に向き、直線は馬群の外目から追い上げに入るが、その伸びはジワジワと言った感じでキレはない。

スローの瞬発戦には向いていない感じだが、休み明けの+18キロでもかたちは作った。

2022年 共同通信杯(G3)のラップ分析&回顧

22/3/6 アルメリア賞(3歳1勝クラス)

阪神 芝1800m(外)良

着順:2着(1.46.4・0.1差)

騎手:吉田隼人(56キロ)

1枠1番から道中は3番手の内。

4角も3番手の内で直線に向くが、ちょっと進路が塞がってなかなか抜け出せない状態が続く。

坂の上りで、狭い間をこじ開けて抜けてくるが、外から抜け出していたピースオブエイトには届かず。

ペース的にはそこそこ流れてこの馬向きの展開になったが・・・。

ちょっと不運な敗戦。

22/4/16  アーリントンC(G3)

阪神 芝1600m(外)良

着順:4着(1.32.9・0.2差)

騎手:吉田隼人(56キロ)

【レース前短評】

スローの瞬発戦は避けたいところだが、この面子ならなんとかならないか。

【結果】

スタートで出遅れて道中は後方16番手。

4角は17番手の大外を回して直線に向き、直線は馬群の大外から一気の追い上げを見せるが、あの位置からだと4着が精一杯。

これまではテンに速い先行力を見せていたが、一転して今回は出遅れて後方からになった。

しかし、終いの脚もしっかりしていることが分かったのは収穫。

4角あの位置から力は示しているので、まだまだ見限るのは早い。

2022年 アーリントンカップ(G3)のラップ分析&回顧

22/5/7 3歳1勝クラス

中京 芝1600m 良

着順:4着(1.34.2・0.2差)

騎手:福永祐一(56キロ)

道中は後方8番手。

4角手前から動き始めて、4角は5番手の大外を回して直線。

直線も馬群の外目から追い上げてはくるが、0.2差の4着まで。

ここ2戦、スタートでポジションが取れなくなってきている。

おそらく敗因はそこだろう。

22/7/31 出雲崎特別(3歳上1勝クラス)

新潟 芝1800m(外)良

着順:1着(1.44.1・-0.2差)※レコード

騎手:川田将雅(54キロ)

外枠16番から、道中は中団のやや前、6番手の外。

4角も6番手の外で直線に向くと、直線は馬群の外目から追い上げに入り、逃げ粘るサクを残り100mで捉えると、そのまま突き抜けてゴール。

高速馬場でのレコード決着。

今回は外枠からでもしっかりとポジションが取れたことが大きいだろう。

終いの脚もなかなかの切れ味。


ジュンブロッサムの脚質

先行押し切り、中団あたりに控えて終いを生かす競馬。

SPの持続力、終いの瞬発力はまずまず。

どちらからでも競馬はできるが、スタートでポジションが取れないと苦戦傾向。


ジュンブロッサムの血統背景

父はワールドエース(サンデー系ディープインパクト/きさらぎ賞、マイラーズC)。

母の父はクロフネ(ND系ヴァイスリージェント/NHKマイルC、ジャパンカップダート)。

近親にはモズカッチャン(エリザベス女王杯)。

次走、神戸新聞杯(G2)に向けて

次走は9月25日(日)、中京競馬場 芝2200mで行われる「神戸新聞杯(G2)」。

初めての2200mの距離に若干の不安はあるが、ポジションさえしっかり取れれば良い勝負をしてきそうな馬。

 

⇒その他、神戸新聞杯(G2)の注目馬を分析