2023年10月1日【スプリンターズS】終了時点までのデータや実際の走りをもとに、ジャスパークローネの好走パターンを分析。

ジャスパークローネの距離適性

ジャスパークローネはこれまでに芝1000m~芝1400mまでの距離のレースに使われてきた。

各距離の着度数は次の通り;

  • 芝1000m(1-0-0-0)
  • 芝1200m(5-0-1-4)
  • 芝1400m(0-1-1-1)
  • 芝1600m(0-0-0-1)

1200mがいい。

ジャスパークローネの脚質

逃げ脚質。

逃げてしぶといSP持続型だが、OPクラスでは「軽い芝」での好走が目立つ。

今後の重賞戦線で、タフな馬場、スタミナ、パワー、底力が要求される場面での立ち回りに課題。

ジャスパークローネのコース適正

ジャスパークローネの競馬場ごとの着度数は次の通り;

  • 札幌(未)
  • 函館(0-0-0-1)
  • 福島(未)
  • 新潟(2-0-0-0)
  • 東京(0-0-0-1)
  • 中山(2-0-1-1)
  • 中京(1-1-0-1)
  • 京都(未)
  • 阪神(0-0-1-2)
  • 小倉(1-0-0-0)

ジャスパークローネの持ち時計(ベストタイム)

ジャスパークローネの持ち時計は次の通り;

  • 芝1000m:0.56.9 1着(新潟)
  • 芝1200m:1.07.2 1着(中京)
  • 芝1400m:1.19.6 2着(中京)
  • 芝1600m:1.35.5 18着(阪神)

1200mの時計はまずまず。

ジャスパークローネの重馬場適正

ジャスパークローネの稍重も含めた道悪競馬での実績は;

  • 稍重(未)
  • 重(1-0-0-0)
  • 不良(1-0-0-0)

道悪は走ってはいるが、条件戦なのであまりアテにはならない。


ジャスパークローネの鉄砲実績(休み明け)

ジャスパークローネの10週(中9週)以上の休み明けでの成績は;

  • 10週以上(1-0-0-1)

叩いてからは;

  • 2戦目(1-0-0-1)
  • 3戦目(1-1-0-0)
  • 4戦目(0-0-0-2)
  • 5戦目~(2-0-0-1)

ジャスパークローネのローテーション適正

  • 連闘(未)
  • 中1~2週(2-1-1-3)
  • 中3~5週(1-0-1-2)
  • 中6~8週(1-0-0-0)

ジャスパークローネの枠順適正

ジャスパークローネの馬番別着度数は;

  • 1~4番(2-1-1-1)
  • 5~9番(0-0-1-0)
  • 10~14番(2-0-0-4)
  • 15~18番(2-0-0-1)

ジャスパークローネの斤量別着度数

  • 54キロ(1-0-1-0)
  • 55キロ(1-0-1-1)
  • 56キロ(1-1-0-2)
  • 57キロ(1-0-0-2)
  • 58キロ(2-0-0-1)

ジャスパークローネの季節別着度数

  • 12~2月(冬):(未)
  • 3~5月(春):(3-1-0-3)
  • 6~8月(夏):(3-0-0-1)
  • 9~11月(秋):(0-0-2-2)

ジャスパークローネの好走体重

3着以内の体重は;

  • 480~488キロ

ジャスパークローネの血統背景

ジャスパークローネは外国産馬。

父はフロステッド(ナスルーラ系ボールドルーラー)。

フロステッドは米国で走り、ダートG1を3勝。主要距離はダートのマイル、中距離。

母の父はキトゥンズジョイ(ND系サドラーズウェルズ)。

キトゥンズジョイは米国で走り、芝のG1を2勝。主要距離は芝のマイル~12F。

ジャスパークローネの近走

23/7/2 CBC賞(G3・ハンデ)

中京 芝1200m 良

着順:1着(1.07.2・-0.1差)

騎手:団野大成(55キロ)

7枠10番から果敢にハナへ。

4角も後続に2馬身の差をつけて直線に向くと、直線は坂の上りでも後続を寄せ付けず、残り200mを切ってようやく2着馬が迫ってきたが、これに半馬身の差をつけてゴール。

逃げればしぶとい馬だが、これまでは速い時計で良績がなかった。

今回は自己ベストを1.1秒も縮めての勝利だが、馬場とハンデに後押しされた感じは否めない。

2023年 CBC賞(G3)のラップ分析&回顧

23/8/20 北九州記念(G3・ハンデ)

小倉 芝1200m 良

着順:1着(1.07.3・-0.1差)

騎手:団野大成(57キロ)

外枠15番からハナへ。

前半600mを32.9秒で軽快に逃げ、4角も後続を2馬身離して直線。

直線も2馬身の差を保って残り200mを切り、最後はママコチャに外から詰め寄られるが、半馬身差しのいでゴール。

前走は馬場とハンデで押し切った感が強かったが、今回は57キロを背負っての勝利。

今回も逃げ有利の馬場状態ではあったものの、斤量を背負ってしっかりとSPの持続力があるところを示した。

次走は一気に相手関係が強化されそうだが、同じような逃走劇を見せることができるか否か?

2023年 北九州記念(G3)のラップ分析&回顧

23/10/1 スプリンターズS(G1)

中山 芝1200m(外)良

着順:4着(1.08.4・0.4差)

騎手:団野大成(58キロ)

外枠13番からハナへ。

前半600mは33.3秒、前走15番ゲートから逃げた「北九州記念」よりは0.4秒遅いペース。

4角も先頭で直線に向くと、直線は内ラチ沿いから逃げ込みを計るが、坂下でママコチャ、そして坂の上りで2頭に交わされての4着。

このクラスでも自分の競馬ができているが、0.4差は実力の差。

2023年 スプリンターズS(G1)のラップ分析&回顧