結果
第70回 日刊スポーツ賞中山金杯(G3・ハンデ)
中山競馬場 芝2000m 良
クッション値:10.2(やや硬め)
着順 | 馬名 | タイム | 着差 | 位置取り | 上がり3F |
① | ヒシイグアス | 2.00.9 | 5-8-5-6(中団前) | 34.5 | |
② | ココロノトウダイ | 2.00.9 | クビ | 8-5-8-6(中団前) | 34.4 |
③ | ウインイクシード | 2.01.2 | 1 3/4 | 2-2-2-2(先行) | 35.2 |
レース上り:35.0
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | Lap9 | Lap10 |
2.00.9 | 35.0 | 12.5 | 11.4 | 13.1 | 12.4 | 12.6 | 12.1 | 11.8 | 11.5 | 11.3 | 12.2 |
1.59.68 | 35.4 | 12.4 | 10.9 | 12.8 | 11.9 | 12.5 | 11.9 | 11.8 | 11.7 | 11.6 | 12.1 |
-0.4 | 0.1 | 0.5 | 0.3 | 0.5 | 0.1 | 0.2 | 0.0 | -0.2 | -0.3 | 0.1 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去9走))
前半1000mが62.0秒で、ラップを見てもスローの瞬発力勝負だったことが分かる。
また、芝はAコースからCコースに変わり、ある程度前に行った馬が有利な展開となっていた。
時計も平凡で、先行力とそこそこのキレ味、そんな感じの「中山金杯」。
回顧
勝ったのは1番人気のヒシイグアス。
道中は中団の前目。
4角は6番手、外を回して直線。
直線は馬群の外目から内のココロノトウダイと一緒に伸びてきて、ゴール前クビ差交わして勝利。
ここ数戦、この馬が走ればスローになると言った感じ。
3連勝で重賞初制覇は立派だが、あまり内容があるとは思えない。
⇒ヒシイグアスの分析
2着は5番人気のココロノトウダイ。
道中は勝ったヒシイグアスと同じような位置取りだったがこちらは内。
直線ではヒシイグアスと一緒に伸びてはきたが、クビ差交わされての2着。
4歳初戦で、ハンデ53キロも効いたのだろう。
3着は11番人気のウインイクシード。
昨年2着の舞台、中山は得意なコースだけに、このスローで番手追走なら、3着入着の力はある。
好走の要因は、外枠16番から果敢に先団に取り付いた鞍上の積極策だろう。
2番人気のディープボンドは14着。
もともと切れる方でもないし、位置取りが後ろからになったのが痛かったが、それにしても敗けすぎ。
こんな馬ではないとは思うが。
3番人気のテリトーリアルは6着。
道中は2~3番手。
直線に入っても坂下までは食らいついていたが、坂で失速。
スローのキレ味勝負は得意ではないが、ハンデの56.5キロも微妙に応えたのかも。