アドマイヤザーゲのキャリアはまだ4戦だけなので、近走のみを振り返る。
Contents
20/9/6 2歳新馬
小倉 芝1800m 良
着順:1着(1.51.4・-0.5差)
騎手:川田将雅(54キロ)
道中は中団5番手の外。
3~4角は押して押して進出を促し、4角は6番手の外で直線。
直線ももたつくと思われたが、直線に向いて気合を入れると、スッと抜け出して先頭、最後は後続に3馬身つけて快勝。
良いキレは持ってそう。
20/11/15 黄菊賞(2歳・1勝C)
阪神 芝2000m 良
着順:1着(2.01.8・クビ差)
騎手:ルメール(55キロ)
スタート出遅れて、道中は5頭の小頭数の5番手。
4角は先頭との差が3~4馬身で直線。
直線は馬群の外目から追い上げて、ゴール前で前の4頭をまとめて交わしてゴール。
道中のペースはかなりのスローだったが、この馬の終いは33.4秒。
阪神内回りの急坂でも切れた。
【期待される能力】
- 瞬発力
20/12/26 ホープフルS(G1)
中山 芝2000m 良
着順:10着(2.04.5・1.7差)
騎手:吉田隼人(55キロ)
道中は中団の前目、位置取りは外。
3~4角でジョッキーはムチを入れて馬を促すが反応は薄い。
4角は中団7番手の大外ふくらみ加減で直線。
直線は馬群の外目から追い上げを計るが、坂下で馬はすでに一杯の感じ。
終始外目を回った距離ロスもあっただろうが、それにしても反応が良くなかった。
荒れた馬場も良くないとは鞍上のコメント。
21/1/23 若駒S(L)
中京 芝2000m 重
着順:6着(2.05.1・1.3差)
騎手:武豊(56キロ)
7頭立ての、道中は後方6番手。
4角も後方6番手で直線に向くが、直線ではまったく伸びず。
この馬、やはり道悪は走らない?
アドマイヤザーゲの脚質
終いのキレはそこそこ良いものを持ってそう。
近2走は、道悪が堪えたのか? ただ単に力不足なのか? 判断に苦しむ。
もしかすると良馬場のスローでしか終いを出せない可能性も出てきた。
アドマイヤザーゲの血統背景
父は2015年の「皐月賞」、「日本ダービー」を制したドゥラメンテ(ミスプロ系キングマンボ)。
母の父はケープクロス(ND系ダンチヒ)。
ケープクロスは欧州、ドバイなどで走り、芝8F(約1600m)の「ロッキンジS(G1)」で優勝。他、芝8Fの重賞で活躍。種牡馬としては「凱旋門賞」などG1を8連勝したシーザスターズがいる。
半兄にロジユニヴァース(日本ダービー)。
アドマイヤザーゲの重馬場
この馬、道悪は走りそうにない。
アドマイヤザーゲの次走
次走は4月17日(土)、阪神競馬場、芝1600m(外)で行われる「アーリントンカップ(G3)」。
距離短縮が良いとは思えないが・・・。