カスティーリャのキャリアはまだ4戦だけなので、近走のみを振り返る。
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カスティーリャのここまでの走り
20/6/7 2歳新馬
阪神 芝1400m(内)良
着順:3着(1.22.4・0.4差)
騎手:西村淳也(54キロ)
道中は中団の内。
4角も7番手の内から直線。
直線も馬群の内目を伸びてくるが0.4差の3着まで。
緩い流れで前有利の展開。
一頭だけ中団から差し込んだ脚は評価できる。
20/6/27 2歳未勝利
阪神 芝1400m(内)
着順:2着(1.21.8・0.1差)
騎手:松山弘平(54キロ)
テンの脚はイマイチだが、加速をつけて上がって行って道中は先団。
4角3番手で直線に向くが、逃げるゴールドチャリスとは3~4馬身の差。
しかしそこからジワジワ追い上げて0.1差まで迫ったところがゴール。
そこそこ締まった流れの中で、長く良い脚を使っている。
テンでもう少しポジションを取れると面白い。
20/9/19 2歳未勝利
中京 芝1600m 良
着順:2着(1.33.7・0.6差)
騎手:松山弘平(54キロ)
スタートひと息で道中は中団。
4角手前でムチを入れ、マクリ気味に上がって行って4角は先団に取りついて直線。
直線では早々に先頭を射程圏に捉えるが、坂を上り切ったあと、レッドベルオーブに突きはなされた。
勝ったレッドベルオーブの走破時計は2歳レコード。
しかしカスティーリャも3着馬には3馬身半離しており、走破時計は優秀。
今走もハイペースの中、長く良い脚を使っている。
【期待される能力】
- SP持続力
20/10/11 2歳未勝利
京都 芝1600m(内)稍重
着順:1着(1.36.4・-0.2差)
騎手:松山弘平(55キロ)
1枠1番からスタートはまずまずで道中は先団。
少しかかる素振りを見せながらも、なんとか収めて4角4番手で直線。
直線は残り200mで先頭に立ち、そこから後続を突き放してゴール。
稍重馬場のせいか、ペースは近2走と比べればだいぶと緩かった。
すんなり先団につけることができれば、この展開なら楽勝と言った感じ。
カスティーリャの脚質
キレッキレの脚はないが、長く良い脚を使うことができ、スタミナもそこそこありそう。
スタートさえ無難にこなせば、前々にポジションを取って、相手なりに堅実に走ってきそうなタイプ。
カスティーリャの血統背景
父はモーリス(ロベルト系)。
母の父はトライバルルール(ND系ストームキャット)。
トライバルルールの現役時代の詳細は良く分からないが、目立った成績は挙げていない様子。
しかし、ストームキャット系と言うこともあり、種牡馬としてはG1馬も排出している。
カスティーリャの次走
次走は1月10日(日)、中京競馬場 芝1600mで行われる「シンザン記念(G3)」。
内枠に入って、しっかり前目につけることができれば、そこそこやれて良い。