結果

2024年 7月14日(日)

第60回 函館記念(G3・ハンデ)

函館競馬場 芝2000m 良

着順 馬名 タイム 位置取り 上がり3F
ホウオウビスケッツ 1.59.2 2-2-2-2(先行) 35.3
グランディア 3  1/2 7-7-6-5(中団) 35.3
アウスヴァール 3/4 1-1-1-1(逃げ) 36.4

レースの上り:35.7


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8 Lap9 Lap10
今走 1.59.2 35.7 12.5 11.1 11.8 12.0 12.2 12.1 11.8 11.8 11.9 12.0
過去平均 1.59.38 36.2 12.5 11.0 11.7 11.9 12.1 12.0 12.0 12.0 11.9 12.3
-0.5 0.0 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 -0.2 -0.2 0.0 -0.3

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

前半少し緩かった分、若干前有利の展開になった感じ。

13番人気の逃げ馬が3着に残る展開なので、レースのレベル的にはどうかと思うが、57.5キロの斤量を背負って後続に3馬身半の差をつけて勝ち切った勝ち馬の力は、このメンバーの中では一つ抜けていた印象。


回顧

1着は3番人気のホウオウビスケッツ。

道中は先団2番手から、4角も2番手で直線に向き、直線では入口から早くも先頭に立つと、あとは突き抜けてゴールした。

前有利の展開だったとはいえ、なかなかの強い競馬で圧勝。

折り合いに心配がなくなってくると、安定感が出てきそう。

ホウオウビスケッツの分析

 

2着は4番人気のグランディア。

道中は中団7番手の内目。

3~4角で内目のコース利を生かして進出し、4角は5番手の内で直線。

直線は馬場の2分どころに出して追い上げに入り、良い脚で伸びてはくるが、逃げ粘るアウスヴァールを交わしたところがゴール。

前有利の展開を中団から2着に食い込めたのは、道中内を通ったコース利だろう。

 

3着は14番人気のアウスヴァール。

5枠9番からハナへ。

4角も先頭で直線に向いて、直線では早々に勝ち馬には交わされるものの、そのあとは何とか踏ん張って3着を死守した。

前半緩めに入った分、直線では54キロのハンデが効いた。

 

1番人気のサヴォーナは4着。

道中は中団の後ろ10番手あたりを追走。

3~4角は外々を回して進出して行き、4角は9番手の大外で直線。

直線も馬群の大外から追い上げに入り、それなりの脚で伸びてはくるが4着まで。

今日の展開で、後ろから外々を回したのでは到底届かない。

元々キレる方ではないので、今日の展開で後方からでは苦しいだろう。

今回は位置取りが悪すぎた。

サヴォーナの分析

 

2番人気のトップナイフは10着。

道中は先団3番手を追走。

4角も3番手で直線に向くが、直線では残り100mあたりから脱落して行った。

昨年の「札幌記念」2着が人気を押し上げたのだろうが、あの時の馬場はちょっと特殊だった。

良馬場ではまだちょっと力不足。