結果
2024年 2月10日(土)
第59回 クイーンカップ(G3)
東京競馬場 芝1600m 良
着順 | 馬名 | タイム | 位置取り | 上がり3F |
① | クイーンズウォーク | 1.33.1 | 11-11(後方) | 33.4 |
② | アルセナール | クビ | 5-5(中団前) | 34.0 |
③ | ルージュスエルテ | 1 1/4 | 13-12(後方) | 33.5 |
レースの上り:34.4
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | |
今走 | 1.33.1 | 34.4 | 12.6 | 11.2 | 11.6 | 11.7 | 11.6 | 11.1 | 11.6 | 11.7 |
過去平均 | 1.33.86 | 35.1 | 12.4 | 11.0 | 11.5 | 11.8 | 12.0 | 11.7 | 11.6 | 11.8 |
差 | -0.7 | 0.2 | 0.2 | 0.1 | -0.1 | -0.4 | -0.6 | 0.0 | -0.1 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))
前後半のペースバランス的にはスローだが、ラップは一貫して11秒台のラップ。
後半も残り800mから加速して行って、残り600mからの1Fは11.1秒。
さすがに坂の上りとゴール前はガタっとラップは落ちているが、それでも11秒台はしっかりと堅持。
SPの持続力、瞬発力の双方が求められたレース。
特に、外差し有利の馬場コンディションで、道中前々から直線内を突いて伸びた2着馬は、直線スムーズならさらに際どかっただろう。
回顧
1着は1番人気のクイーンズウォーク。
道中は後方11番手。
4角も11番手の大外で直線に向いて、直線は馬群の大外から追い上げに入り、良い脚でグングンと伸びて坂の頂上では先頭を射程圏に捉え、残り100mで逃げ粘るモリノレッドスターを交わすと、あとは内からきたアルセナールの追撃をクビ差しのいでゴール。
外差し馬場が有利に働いた一面もないではないが、その末脚はかなり確実で強烈そう。
⇒クイーンズウォークの見立て
2着は3番人気のアルセナール。
道中は中団のやや前目5番手を追走。
4角も5番手で直線に向き、直線は馬場の内目から追い上げを計るが、前の馬が寄ってきて進路が狭くなる不利が2度ほど。
残り200mで進路が開いてからはグンと伸びてゴール前勝ち馬に迫ったが、クビ差届かずの2着。
ゴール前で進路が開いてからも、スパッとは伸びず、徐々に加速していく末脚。
坂の上りから不利なく加速していれば、ゴール前際どいどころかアタマもあったような印象。
道中前目のポジションから、直線もいい脚。
次走も期待できそう。
⇒アルセナールの見立て
3着は4番人気のルージュスエルテ。
スタート出遅れて道中は最後方。
4角は12番手の大外で直線に向いて、直線は馬群の大外から追い上げに入るが、結局前を走る勝ち馬を捉えきれずの3着。
道中最後方からの外差しなら、せめてもう少し際どい競馬をしてくれないと評価できない。
2番人気のサフィラは9着。
道中5番手から、直線も5番手で直線に向くが、直線は坂の上りで脱落した格好。
直線は前走G1で4着した本来の走りはできていなかったような印象。
当日の馬体重が-10キロ。
長距離輸送に失敗したのではないか?