結果

2023年 9月18日(月)

第77回 セントライト記念 (G2)

中山競馬場 芝2200m(外)良

着順 馬名 タイム 位置取り 上がり3F
レーベンスティール 2.11.4 6-6-7-7(中団前) 33.9
ソールオリエンス 1  3/4 10-10-9-9(中団) 34.0
シャザーン 1  1/4 6-6-4-4(中団前) 34.6

レースの上り:34.4


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8 Lap9 Lap10 Lap11
今走 2.11.4 34.4 12.1 10.9 12.2 12.5 12.4 12.5 12.3 12.1 11.7 11.7 11.0
過去平均 2.13.04 35.7 12.3 11.5 12.3 12.6 12.6 12.3 12.0 11.7 11.7 11.8 12.1
-1.3 -0.2 -0.6 -0.1 -0.1 -0.2 0.2 0.3 0.4 0.0 -0.1 -1.1

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

道中の前半のラップは例年よりそこそこ速いが、これは逃げ馬を含む前につけた5頭の馬が、序盤やや飛ばし気味に行った結果。

6番手以降の馬は例年通りと見ていいだろう。

そして前半の1000mを過ぎるとラップは一気に減速、ここは逃げ馬が意図的に息を入れたか入れないか。

そのため残り600mでは馬群が一気に凝縮してスローのヨーイドン的流れに。

そして案の定、ラスト3Fは例年の良馬場平均を大きく上回る34.4秒。

今年の「セントライト記念」は、スローの瞬発戦的要素が強い一戦となった。

本番へつながるスタミナや底力を計るには、ちょっと物足りない内容だったかもしれないが、そんな中、上位2頭は、このメンバーの中では抜けた2頭と見てよさそう。


回顧

1着は2番人気のレーベンスティール。

道中は中団の前、6番手の最内から内目を追走。

4角は7番手の外に出して直線に向き、直線は馬群の外目から追い上げに入り、坂の上りで先頭に立つと、そのまま突き抜けてゴール。

終いの脚はそこそこ確実な馬だけに、この流れなら好位の6番手からスムーズに抜け出せた。

道中もほぼ内目の経済コースを通っており、道中の位置取りの妙も結果を後押し。

レーベンスティールの分析

 

2着は1番人気のソールオリエンス。

外枠14番から、道中は中団9~10番手の外を追走。

3~4角で外に振られる不利があり、4角は大きく膨れて、9番手の大外で直線。

直線は馬群の大外から追い上げを計り、懸命に先頭を追うが、0.3差届かずの2着。

4角で外に振られて大きく膨らんだのは痛かった。

道中もほぼ外目を通っており、勝ち馬と比べて距離ロスは顕著。

ただそれでも、しっかり2着を確保するあたり、同世代では力のあるところは示した格好。

ソールオリエンスの分析

 

3着は3番人気のシャザーン。

道中は中団の前、6番手の外を追走。

4角は4番手の中ほどで直線に向き、直線は馬場の3~4分どころから追い上げを計るが、坂の上りで勝ち馬に交わされると、ゴール前は2着馬にも交わされて3着まで。

そこそこ力はありそうな馬だが、勝ち馬に0.5秒離されては、現状では力の差は歴然。