カジュフェイスのキャリアはまだ6戦だけなので、近走のみを振り返る。
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カジュフェイスのここまでの走り
21/8/14 2歳新馬
小倉 芝1200m 不良
着順:2着(1.10.8・0.1差)
騎手:秋山真一郎(54キロ)
道中は2番手追走。
4角も2番手で直線に向き、直線は逃げるサンディブリッジとの追い比べ。
ゴール前まで両馬譲らない戦いになったが、ゴール前、サンディブリッジがクビ差抜け出してゴール。
いずれにしても道悪適正はありそう。
【期待される能力】
- 道悪適正
21/9/5 2歳未勝利
小倉 芝1200m 良
着順:5着(1.09.3・0.2差)
騎手:秋山真一郎(54キロ)
道中は2番手、4角も2番手で直線に向き、直線は内を突いて追い上げを計るが、前が詰まってなかなか開かない。
やっと進路が開いて伸び欠けたところで、今度は外の馬が内側に斜向して進路を塞いだ。
終わってみれば0.2差の5着。
良く走っている、参考外でいいだろう。
21/10/3 2歳未勝利
中京 芝1400m 良
着順:1着(1.21.2・-0.7差)
騎手:秋山真一郎(55キロ)
スタート良く、5枠9番からハナへ。
4角も先頭で直線に向き、直線は坂を上りきって2馬身のリード。
あとはどんどん後続を突き放して、終わってみれば4馬身差の圧勝。
道中刻んだラップもそこそこ速く、走破タイムも優秀。
【期待される能力】
- 先行力
- SP持続力
21/10/17 もみじS(2歳オープン)
阪神 芝1400m(内)良
着順:1着(1.23.3・-0.6差)
騎手:幸英明(55キロ)
6頭立ての小頭数。
4枠4番からハナへ。
4角は後続に1馬身の差をつけて直線。
直線も脚色は鈍ることなく、坂の上りで再度後続を突き放して、3馬身半差の圧勝。
前走の「未勝利戦」よりも緩いペースで逃げて余裕の勝利。
21/12/19 朝日杯FS(G1)
阪神 芝1600m(外)良
着順:14着(1.35.4・1.9差)
騎手:秋山真一郎(55キロ)
1枠1番からハナに立って、4角も後続に1馬身の差をつけて直線に向いたが、直線は残り300mあたりで失速。
距離が長そう。
⇒2021年 朝日杯フューチュリティS (G1)のラップ分析&回顧
22/2/27 マーガレットS(3歳・L)
阪神 芝1200m(内)良
着順:9着(1.09.0・1.0差)
騎手:秋山真一郎(56キロ)
6枠8番から道中は3番手。
4角も3番手の外で直線に向くが、直線は坂の途中で失速。
1600mは長くて、1200mでは忙しいのか?
カジュフェイスの脚質
逃げ、先行脚質。
スタートが速く、しっかり前目のポジションが取れるスピードを持ち、1400mではまずまずのスピード持続力を見せているが・・・。
「逃げ」で鳴らした父・エイシンヒカリの血を継承できるか。
カジュフェイスの血統背景
父はエイシンヒカリ(サンデー系ディープインパクト/香港カップ、イスパーン賞、毎日王冠、エプソムC)。
母の父はデヴィルズバッグ(ヘイロー系)。
デヴィルズバッグは米国で走り、ダートG1を2勝。主戦場はダートの短距離~マイル。
デヴィルズバッグはダイキシャトル(マイルCS連覇、スプリンターズS、安田記念、ジャックルマロワ賞)の父。
母方の5代前、アスリン(Azurine)を祖とする牝系は、タイキシャトルなど多くの重賞勝ち馬を輩出した名門牝系。
近親としてはタイキシャトル(前出)、シンコウラブリイ(マイルCS)、ピースオブワールド(阪神JF)など。
次走、ファルコンS(G3)に向けて
次走は3月19日(土)、中京競馬場 芝1400m で行われる「ファルコンS(G3)」。
1400m限定のような感じの馬。
楽に逃がすとうるさいかも。
⇒その他、ファルコンS(G3)の出走馬を分析