結果

2024年 3月3日(日)

第61回 弥生賞ディープインパクト記念(G2)

中山競馬場 芝2000m(内)良

着順 馬名 タイム 位置取り 上がり3F
コスモキュランダ 1.59.8 9-7-2-2(マクリ) 34.9
シンエンペラー 1  1/4 4-3-5-5(中団) 34.8
シリウスコルト 1  1/4 1-1-1-1(逃げ) 35.5

レースの上り:35.1


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8 Lap9 Lap10
今走 1.59.8 35.1 12.5 10.7 12.0 12.8 12.4 12.2 12.1 11.7 11.4 12.0
過去平均 2.01.42 34.8 12.5 11.4 12.4 12.8 12.8 12.5 12.3 11.7 11.3 11.9
0.3 0.0 -0.7 -0.4 0.0 -0.4 -0.3 -0.2 0.0 0.1 0.1

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

スロー基調の「弥生賞」にしては、最初の1、2角で若干の緩みはあるものの、向正面に入るとすぐに元の流れを取り戻し、それが一貫してゴールまで続いて行った。

走破時計が2分を切るのも、2016年のマカヒキが勝った「弥生賞」以来。

今年の「弥生賞」は、比較的本番に近い流れ。

SPの持続力とパワーがモノを言ったレースと言えそう。


回顧

1着は6番人気のコスモキュランダ。

スタートで少し出負けして、序盤は後方9番手。

2角あたりで少し順位を上げて行って、向正面入口では中団7番手の外。

そして3角手前では、今度は本格的に進出を開始して、3角では2番手、4角でも2番手で直線に向く。

直線では坂下で逃げるシリウスコルトを捉えると、坂の途中で抜け出して、シンエンペラーの追撃を1馬身1/4差しのいでゴール。

結構早めから脚を使っていて、残り800mからは本格的に進出して、最後までその脚は鈍ることはなかった。

長く良い脚。SPの持続力は相当良いものがありそう。

思わぬ伏兵が、本番の主役候補に躍り出た。

コスモキュランダの見立て

 

2着は3番人気のシンエンペラー。

スタート若干の出遅れたが、二の脚で中団の前、好位の3、4番手の最内。

4角は5番手で直線に向き、直線は勝ち馬の後ろから追い上げに入るが、なかなかその差は詰まらない。

坂を上り切って、ゴール前わずかに先頭に迫るものの、およそ1馬身差の2着まで。

前走「ホープフルS」は、後ろから差されての2着。

そして今回は、前を捉えきれずの2着。

力はあるがあと一歩。

直線急坂に課題があるのか?

シンエンペラーの見立て

 

3着は9番人気のシリウスコルト。

7枠8番からハナへ。

1、2角で息を入れたのちは、そこそこのペースで引っ張った。

4角も先頭で直線に向き、直線は坂下で勝ち馬に捉えられたが、そこからズルズルとは行かずに、最後まで踏ん張って3着を確保。

キレる脚はなさそうなので、こういう前々からの競馬が合ってそう。

本番も積極的に逃げれば、何が起こるかわからない。