結果

2024年 11月30日(土)

第58回 ステイヤーズS(G2)

中山競馬場 芝3600m(内)良

着順 馬名 タイム 位置取り 上がり3F
シュヴァリエローズ 3.46.7 4-4-3-2(先行) 35.1
シルブロン ハナ 7-8-9-8(中団) 34.8
ダンディズム 1  3/4 5-5-6-4(中団前) 35.3

レースの上り:35.3


ラップ分析

今走 序盤 中盤前 中盤 中盤後 上り
過去平均 51.7 52.3 25.0 50.7 47.0
51.6 50.9 25.9 50.1 47.7
0.1 1.4 -0.9 0.6 -0.7

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

ラップのわずかな出入りはあるが、総じてスローの流れ。

レースの上りも速いわけでもなく、特別遅いわけでもない。

極めて平均的なレース展開。

距離に対する適性とSPの持続力を示したのが勝ち馬で、距離に対する適性と瞬発力を示したのが2着馬。


回顧

1着は2番人気のシュヴァリエローズ。

道中は中団の前、好位の4番手。

2周目の3角手前から動いて行って、4角は2番手で直線。

直線は馬場の内目から追い上げに入り、早々に先頭に立つと、そのまま押し切ってゴール。

長距離に適性さえあれば、この流れを好位追走から押し切ることは、この馬にとってはそんなに難しいことではなかったはず。

誤算があったとすれば、最後12番人気のシルブロンの猛追くらいか。

シュヴァリエローズの分析

 

2着は12番人気のシルブロン。

道中は中団7~8番手の外。

4角も8番手の外を回して直線に向き、直線は馬群の外目から追い上げに入り、グイグイと伸びてゴール前は捉えたかに見えたがハナ差の2着。

この馬はダイヤモンドSの3着もあり、距離適性は十分。

今回は、奇しくも前年のこのレース7着時と同タイムでの2着。

今後もこれくらいの距離では要注意の馬になりそう。

 

3着は6番人気のダンディズム。

道中は中団の前5番手あたり。

4角は4番手で直線に向き、直線は勝ち馬の直後から追い上げに入り、しぶとく追いすがってはくるが、ゴール前で甘くなった。

今回の緩い流れなら、残り600mで前目にいれば残る可能性はどの馬にもあった。

最後の最後に0.3差離されるのがこのこの馬の現状の力なのだろう。

 

1番人気のゴールデンスナップは4着。

レース前半は中団の後ろ後方寄りを追走。

2周目の向正面で上がって行って3角は3番手、4角は4番手の外で直線。

直線は勝ち馬の直後から追い上げに入るが、坂の上りでイマイチ伸びきれず4着まで。

長距離に適性があるのは間違いなさそう。

3勝クラスからの格上挑戦にしては、ハンデ戦でもないのに人気し過ぎた感はある。

 

3番人気のアイアンバローズは8着。

3枠3番からの逃げ。

4角も先頭で直線に向くが、坂の上りで粘り切れず。

最後止まったのは8か月ぶりの競馬のせいか? それとも年齢?

アイアンバローズの分析