結果
2024年 3月23日(土)
第71回 毎日杯(G3)
阪神競馬場 芝1800m(外)
着順 | 馬名 | タイム | 位置取り | 上がり3F |
① | メイショウタバル | 1.46.0 | 1-1(逃げ) | 34.4 |
② | ノーブルロジャー | 6 | 2-2(先行) | 35.3 |
③ | ベラジオボンド | クビ | 4-4(中団前) | 35.1 |
レースの上り:34.4
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | Lap9 | |
今走 | 1.46.0 | 34.4 | 12.6 | 11.2 | 11.4 | 12.1 | 12.3 | 12.0 | 11.6 | 10.9 | 11.9 |
過去平均 | 1.46.14 | 34.6 | 12.6 | 11.3 | 11.6 | 12.0 | 12.2 | 12.0 | 11.3 | 11.3 | 12.0 |
差 | -0.2 | 0.0 | -0.1 | -0.2 | 0.1 | 0.1 | 0.0 | 0.3 | -0.4 | -0.1 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))
重馬場にも関わらず、走破時計が過去の良馬場平均を上回っているところが注目点。
ただこの過去5年の良馬場平均も、2021年にシャフリヤールが計時した1.43.9という時計が平均値をかなり押し上げているので、1.46.0という時計自体は、2008年にのちのダービー馬ディープスカイが計時した、阪神芝1800mで行われたこのレースの過去2番目に速い走破時計に並ぶ。それも重馬場で。
また最後の直線では緩い馬場にも関わらず10.9秒のラップを叩き出し、そのあとの坂の上りの最終ラップも12秒を切ってきている。それも重馬場で。
後続には6馬身の差をつけているわけだが、そりゃ重馬場でこの上りとこの時計なら、それくらいの差もつくか?
このメイショウタバルという勝ち馬、かなりの器なのかもしれない。
回顧
1着は5番人気のメイショウタバル。
4枠4番からハナへ。
前半の1000m通過が59.6秒。
良馬場ならこれくらいが平均的な流れだが、馬場は重馬場。
4角も後続に1馬身の差をつけて直線。
直線に入ると、グングンと後続との差を広げ、坂下ではすでに4~5馬身の差がついていた。
そして坂の上りでも脚色は衰えることなく、6馬身差の圧勝劇。
これは、単に重い馬場に適性があるとかないとかの話ではなさそう。
今後のレースに大注目。
⇒メイショウタバルの見立て
2着は1番人気のノーブルロジャー。
道中は2番手を追走。
4角も2番手で直線に向くが、直線では逃げる勝ち馬に離される一方。
ベラジオボンドとの競り合いは制するものの、勝ち馬には6馬身差。
この馬が弱かったのではなく、勝った馬が強すぎた感じ。
3着は4番人気のベラジオボンド。
道中は中団の前、4番手。
4角も4番手で直線に向き、直線では2番手で粘るノーブルロジャーを坂下では一旦交わしたものの、そのあとまた差し返されての3着。
このクラスではまだちょっと力不足か。