結果
2024年 8月11日(日)
第60回 小倉記念(G3・ハンデ)
中京競馬場 芝2000m 良
着順 | 馬名 | タイム | 位置取り | 上がり3F |
① | リフレーミング | 1.56.5 | 8-8-8-8(中団) | 34.1 |
② | コスタボニータ | クビ | 2-2-2-2(先行) | 35.2 |
③ | ディープモンスター | 3/4 | 6-6-6-6(中団) | 34.5 |
レースの上り:35.5
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | Lap9 | Lap10 | |
今走 | 1.56.5 | 35.5 | 12.3 | 10.4 | 11.6 | 11.6 | 11.7 | 11.8 | 11.6 | 11.7 | 11.8 | 12.0 |
(※今年は中京開催の小倉記念なので、過去平均は設けない)
走破時計は中京芝2000mのコースレコードを0.7秒も縮める破格のコースレコード。
ただ、野芝100%の夏の中京で、しかも開幕週となれば時計が出るのは当たり前と言えば当たり前。
上位7頭までが今までのレコードを打ち破っているわけなので、走破時計に関しては、あまり大騒ぎしない方がいいだろう。
レースとしては、前半は逃げたテーオーシリウスが後続馬を5~6馬身離す大逃げ。
後半は3角手前の下り坂が始まるあたりから、後続馬が逃げるテーオーシリウスを追いかけて行って、4角入口ではその差は2馬身ほどになって直線の攻防。
全体の流れとしては、前半1000mは、逃げ馬以外はゆっくり入って、後半1000mで11秒台前半のスピードをキープする持続力勝負。
中京芝2000mは、後半は直線入口まで下り坂が続くので、こういう展開になると後続馬は前を追っかけやすい。
もちろん上位馬にはSPの持続力が求められたレースだが、野芝100%の開幕週の芝のコンディションを考えると、ゴール前はそこそこ底力も必要だった感じ。
回顧
1着は1番人気のリフレーミング。
道中は中団の後ろ、8番手の内目を追走。
4角も8番手で直線に向いて、直線は馬群の外目から追い上げに入り、坂の頂上で先頭を射程圏に捉えると、ゴール前でコスタボニータをクビ差交わしてゴール。
上位馬の中では4角の位置取りが一番後ろ。
開幕週の馬場で前が有利な展開の中、57キロのハンデを背負って後ろ寄りから差し切ったのだから一定の評価は必要だろう。
2着は4番人気のコスタボニータ。
道中は逃げ馬から大きく離れた先団2番手を追走。
4角も2番手で直線に向くと、直線は坂の途中で逃げ粘るテーオーシリウスを捉えると、坂を上り切ってそのまま押し切りを計るが、ゴール前でクビ差交わされての2着。
前々から持続力を生かしたこの馬らしい競馬。
牡馬に斤量差1キロで0.1差の2着なら、勝ちに等しい内容だろう。
⇒コスタボニータの分析
3着は2番人気のディープモンスター。
道中中団6番手の外目を追走。
4角も6番手の外目で直線に向き、直線は馬群の外目から追い上げに入り、ジワジワと伸びてきて、坂の頂上付近では勝ち馬と並走する場面も見られたが、勝ち馬のキレには抗うことはできず、3着まで。
トップハンデの58.5キロならよく走った方だろう。
⇒ディープモンスターの分析
3番人気のシリウスコルトは9着。
道中は先団3番手。
4角も3番手で直線に向くが、坂の上りで脚色が鈍り、あとはズルズルと後退して行った。
この馬の場合は距離だと思う。
⇒シリウスコルトの見立て