結果

2024年 9月22日(日)

第72回 神戸新聞杯(G2)

中京競馬場 芝2200m 稍重

着順 馬名 タイム 位置取り 上がり3F
メイショウタバル 2.11.8 1-1-1-1(逃げ) 36.0
ジューンテイク 1/2 3-3-2-2(先行) 35.4
ショウナンラプンタ 2 11-11-9-6(中団) 35.2

レースの上り:36.0


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8 Lap9 Lap10 Lap11
今走 2.11.8 36.0 12.7 11.0 11.7 12.4 12.2 12.0 11.8 12.0 11.8 11.7 12.5
過去平均 2.11.80 35.5 12.7 10.8 11.5 12.5 12.6 12.4 12.2 11.8 11.8 11.5 12.2
0.5 0.0 0.3 0.3 -0.1 -0.4 -0.4 -0.4 0.2 0.0 0.2 0.4

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去2走))

稍重馬場ではあるが、道中のペースは、このレース過去2鞍の良馬場平均と比べても、また、目視でもそこそこ速い。

しかしその分上りはかかって36.0秒を要した。

稍重馬場なりの前傾ラップと見ていい。

しかしそんな前傾ラップも、大逃げを打ったメイショウタバルが刻んだもので、直線も失速せずに、何とか36.0秒でしのぎ切って勝利を収めた。

「皐月賞」では引っかかって暴走してしまったが、SPの持続力、スタミナ、パワー、底力に秀でた馬であることを再度証明した格好。

道中離れた2、3番手につけて、直線で追い上げた2着ジューンテイクの脚力も、そこそこ評価してもよさそう。


回顧

1着は2番人気のメイショウタバル。

大外15番枠から果敢にハナを取りに行く。

2角では後続に4馬身の差をつけて大逃げの構え。

3角ではその差はさらに開いて5~6馬身ほど。

3~4角では後続もスパートを開始して、4角ではその差4馬身ほどで直線。

しかし直線では後続の追い上げはなかなか進まず。

坂を上り切って、ようやくジューンテイクが2~3馬身差に迫ってくるが、ゴール前半馬身差凌いでゴール。

少し緩いこれくらの馬場が丁度よさそう。

本番もしっかり折り合えれば面白い存在。

メイショウタバルの見立て

 

2着は3番人気のジューンテイク。

1枠1番から道中は先団3番手の最内。

4角は2番手の最内で直線に向くが、逃げる勝ち馬との差は4馬身ほど。

直線は馬場の3~4分どころに進路を取って追い上げに入り、坂の上りでジワジワと先頭との差を詰めて行き、坂を上り切ってその差は3馬身ほど。

残り200mで逆転を狙うも、半馬身届かずの2着まで。

道中前目の馬が総崩れの中、この馬だけはよく追い上げた。

力はありそう。

ジューンテイクの見立て

 

3着は4番人気のショウナンラプンタ。

スタート5分も、前半は折り合い重視で後方11番手。

3角あたりから、外へは回さず内を突いて順位を上げて行き、4角は6番手の最内で直線。

直線は馬場の4~5分どころに進路を取って追い上げに入り、ジワジワと伸びてはくるが2着馬に2馬身差の3着まで。

3角あたりから長くいい脚は使えている。

道中折り合いを気にせずに、もう少しポジションを上げることができれば、本番でも面白そう。

ショウナンラプンタの見立て

 

1番人気のメリオーレムは5着。

道中は中団5~6番手の内目。

4角は8番手の外目から直線に向き、直線は馬群の外目から追い上げに入るが、前を捉えきれずに5着まで。

直線も伸びてはいるが、4角で外を回した距離ロスが響いた感じ。