結果
2024年 2月4日(日)
第64回 きさらぎ賞(G3)
京都競馬場 芝1800m(外)良
着順 | 馬名 | タイム | 位置取り | 上がり3F |
① | ビザンチンドリーム | 1.46.8 | 11-9(後方) | 33.7 |
② | ウォーターリヒト | ハナ | 9-9(中団後ろ) | 33.8 |
③ | シヴァース | ハナ | 1-2(逃げ) | 34.4 |
レースの上り:34.4
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | Lap9 | |
今走 | 1.46.8 | 34.4 | 12.8 | 11.3 | 11.5 | 12.2 | 12.4 | 12.2 | 12.0 | 11.1 | 11.3 |
過去平均 | 1.48.32 | 34.9 | 12.9 | 11.5 | 11.9 | 12.4 | 12.4 | 12.2 | 11.8 | 11.5 | 11.6 |
差 | -0.5 | -0.1 | -0.2 | -0.4 | -0.2 | 0.0 | 0.0 | 0.2 | -0.4 | -0.3 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))
前半のLap2、Lap3区間はそこそこ速いが、坂の上りで減速して、下りに入ってもそれほど加速はなされていない。
しかしその分直線に向いてからの残り400mは、11.1秒、11.3秒と一気にギアをトップに入れて加速して行った。
展開としては中だるみのスロー。
そこそこ良いタイムが出たのは、前半が速かったことと、Cコース替わりの開幕週の馬場が影響しているのだろう。
それにしてもタイムは優秀。
また、中だるみのスローとは言っても、前半はそこそこ速かったわけなので、前にいて3着に粘ったシヴァースはさすがの良血、評価してもよさそう。
1、2着馬はハナ差だが、内をついた2着馬と大外を回した勝ち馬とでは、走った距離が違いすぎる。
それでいて上り最速をマークした勝ち馬の末脚は、これもまた評価せざるを得ない。
2番人気のファーヴェントは、ゴール前で2、3着馬に挟まれてブレーキを引いたが、脚色は劣勢だったように見えた。
回顧
1着は1番人気のビザンチンドリーム。
大外12番からスタート出遅れて道中は後方11番手。
向正面では頭を上げて掛かり気味の追走。
4角は9番手の大外で直線に向き、直線は馬群の大外から追い上げに入り、良い脚で伸びてきてゴール前で内2頭をハナ差差し切ってゴール。
大外枠から出遅れて、道中引っ掛かって、4角大外を回りながら勝ち切ったのは評価できる。
まだちょっと粗削りだが、力はありそう。
⇒ビザンチンドリームの見立て
2着は10番人気のウォーターリヒト。
道中は中団後ろ9番手の外。
4角は9番手ながら内を突いて直線に向いて、直線はシヴァースと一緒に伸びてくるが、ゴール前ハナ差交わされての2着。
4角で内を突いたのが大きかった。ジョッキーの好判断。
内と言っても馬場の3分どころは各馬開けていたので、外を突いた馬とそれほど馬場差はなかったのではないか。
3着は8番人気のシヴァース。
5枠5番から逃げの手。
3角ではテイエムリステットにハナを奪われるも、すかさず並走して直線。
直線は馬場の4分どころから追い上げに入り、ゴール前まで粘り腰を見せるが、ハナ-ハナ差及ばずの3着。
4着まではハナ-ハナ-クビ差。
しかし4頭中3頭は後方からの馬。
前で粘り切った走りは評価できる。
⇒シヴァースの見立て