結果

2024年 8月25日(日)

第19回 キーンランドカップ(G3)

札幌競馬場 芝1200m 良

着順 馬名 タイム 位置取り 上がり3F
サトノレーヴ 1.07.9 4-3(中団前) 34.0
エイシンスポッター 1  1/2 8-8(中団) 33.9
オオバンブルマイ ハナ 14-16(後方) 33.2

レースの上り:34.3


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6
今走 1.07.9 34.3 12.2 10.4 11.0 11.4 11.5 11.4
過去平均 1.08.86 34.8 12.1 10.7 11.2 11.6 11.5 11.8
-0.5 0.1 -0.3 -0.2 -0.2 0.0 -0.4

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

前後半ともに、過去の良馬場平均よりも速いラップ。

このレースで1分8秒を切ってくるのは過去に数回ほど。

時計が出やすい馬場コンディションということを加味しても、1着馬は評価できる内容。

洋芝を走り抜くパワーとSPの持続力。

ただ、当日9Rの「3歳以上1勝クラス」の芝1200m戦で、3歳牝馬が1.08.2の時計で勝利している。

1勝クラスと重賞(G3)の勝ち時計が0.3秒差というのは、ちょっと気になるところ。

1勝クラスを勝ち上がったフィオライアの能力が優れているのか?

それともサトノレーヴの勝ち時計が物足りないのか?

しかしまあ、2着馬には1馬身半の差をつけてはいるので、この勝利自体は評価してもいいとは思う。


回顧

1着は2番人気のサトノレーヴ。

道中は中団の前、好位の4番手を追走。

4角は3番手から、直線は馬場の2分どころに出して追い上げに入り、残り200mで先頭に立つと、そのまま後続を1馬身半離してゴール。

好位から直線で差し切る完璧な内容。

本番でもいい勝負になりそう。

サトノレーヴの分析

 

2着は8番人気のエイシンスポッター。

道中は中団8番手の最内。

4角も8番手の最内で直線に向き、直線は馬場の2分どころ、勝ち馬の直後から追い上げに入り、勝ち馬との差は詰められなかったが、ジワジワと伸びて2着は確保。

走破時計が1勝クラスの勝ち時計と同じでは、2着以下はあまり評価はできない。

 

3着は7番人気のオオバンブルマイ。

道中は最後方から、4角も最後方の大外で直線に向いて、直線は馬群の大外から追い上げに入り、鋭い脚で伸びてはくるが3着まで。

初めての1200mでも強烈な末脚を披露した。

展開さえハマれば、いつでもこれくらいのクラスなら勝てそうな感じ。

オオバンブルマイの分析

 

1番人気のナムラクレアは5着。

道中は中団の前、5番手の内。

4角も5番手の最内で直線に向き、直線は馬場の最内から追い上げに入るが、途中で前が塞がり、逃げるエトヴプレと接触する不利。

再度立て直して追い上げを見せ、2番手まで進出してくるが、ゴール前で甘くなった。

不利がなければ勝ち馬と競っていたかもしれないが、最後の失速がちょっと気になる。

ナムラクレアの分析

 

3番人気のエトヴプレは11着。

5枠9番からハナに立つが、外からセッションが主張してきて、3角では2番手。

4角では再度ハナを奪い返して、4角先頭で直線。

直線は馬場の最内から押し切りを計るが、ナムラクレアに交わされたあたりから失速して行った。

まだこのクラスでは力が足りていない感じ。