結果
2024年 2月25日(日)
第68回 阪急杯(G3)
阪神競馬場 芝1400m(内)重
着順 | 馬名 | タイム | 位置取り | 上がり3F |
① | ウインマーベル | 1.21.2 | 4-4(先行) | 35.6 |
② | アサカラキング | ハナ | 1-1(逃げ) | 35.9 |
③ | サンライズロナウド | クビ | 10-8(中団) | 35.4 |
レースの上り:35.9
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | |
今走 | 1.21.2 | 35.9 | 12.0 | 10.6 | 11.3 | 11.4 | 11.4 | 12.0 | 12.5 |
過去平均 | 1.19.84 | 34.4 | 12.2 | 10.7 | 11.2 | 11.4 | 11.3 | 11.2 | 11.9 |
差 | 1.5 | -0.2 | -0.1 | 0.1 | 0.0 | 0.1 | 0.8 | 0.6 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))
序盤、中盤は重馬場ながらそんなに緩い流れにはなっていない。
しかしさすがに後半は加速することはできず、おおよそ毎ラップ0.5秒遅くなる消耗戦となった。
当日は重馬場だったが、開幕週の馬場ということもあり、前も容易には止まらない。
なので結果としては、タフな流れに強い先行馬、そして逃げ馬が1、2着。
道中最短コースを通った差し馬が3着に入った。
回顧
1着は1番人気のウインマーベル。
1枠1番から、道中は先団4番手の最内を追走。
4角も4番手の最内で直線に向くと、直線も馬場の内目から追い上げに入り、坂の途中で逃げ粘るアサカラキングを射程圏に捉えるも、アサカラキングもなかなか抜かせない。
しかしゴール前の激しい追い比べを制したのはウインマーベル。
頭の上げ下げ、ハナ差で辛くも勝ち切った。
着差はハナ差だが、斤量は1キロ重いだけに、まあ、力は示した格好。
タフな流れに強いところを示した。
⇒ウインマーベルの分析
2着は3番人気のアサカラキング。
外枠16番からハナに立ち、4角も先頭で直線に向いて、直線はゴール前まで追い上げてくるウインマーベルに抵抗していたが、ゴール前、惜しくも頭の上げ下げで後塵を拝した。
昇級初戦、即重賞挑戦の逃げ馬、力のあるところは示したが、この先重賞クラスの良馬場での立ち回りに注目したい。
3着は9番人気のサンライズロナウド。
1枠2番から、道中は中団のやや後ろ、10番手の最内。
4角は8番手の最内で直線に向いて、直線も馬場の最内から追い上げに入り、坂の上りで外に進路を取って前の2頭を追うが、わずかに届かずの3着まで。
展開が消耗戦だっただけに、道中最短距離を通れて、直線も前が詰まらなかったこの差し馬のアドバンテージは大きかった。
2番人気のダノンティンパニーは9着。
道中は中団のやや後ろ、10番手の外を追走。
4角も10番手の大外で直線に向き、直線は馬群の大外から追い上げを計るが、伸びてくることはできなかった。
道中外々を回って、4角も大外では追い上げる脚も辛かっただろうが、まだちょっと力も足りないのではないか。