結果

2024年 2月19日(日)

第57回 小倉大賞典(G3・ハンデ)

小倉競馬場 芝1800m 良

着順 馬名 タイム 位置取り 上がり3F
エピファニー 1.45.1 7-7-6-4(中団) 34.6
ロングラン 1 10-11-10-9(中団後ろ) 34.3
セルバーグ 1/2 1-1-1-1(逃げ) 36.8

レースの上り:36.5


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8 Lap9
今走 1.45.1 36.5 12.3 11.3 11.4 11.0 11.2 11.4 11.6 12.4 12.5
過去平均 1.46.48 35.6 12.3 11.2 11.9 11.8 11.8 11.9 11.7 11.6 12.3
0.9 0.0 0.1 -0.5 -0.8 -0.6 -0.5 -0.1 0.8 0.2

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

2角から向正面、そして3角手前にかけてがかなり速いラップとなった。

これは逃げたセルバーグの刻んだラップだが、セルバーグ自体、最後の直線残り100mあたりまで粘っていたので、後続は中盤から後半にかけて長く良い脚を使って追走しなければ、先頭を捉えることは難しい、スピードの持続力がモノを言ったレース。

レースの上りは36.5秒を要しているので、瞬発力は必要ないが、最後の100mは長い脚を使ってきた後続も、底力がないと苦しくなる。


回顧

1着は3番人気のエピファニー。

道中は中団7番手の外。

3~4角で進出を開始して、4角は4番手の内で直線。

直線は馬場の3分どころから追い上げに入り、逃げ粘るセルバーグをゴール前で捉えた。

持続力と底力勝負ならOPクラスでもそこそこやれるところを示した。

 

 

2着は4番人気のロングラン。

道中は中団の後ろ、後方寄りの10番手を追走。

4角は9番手の大外で直線に向き、直線は馬群大外から追い上げに入り、良い脚で伸びては来るが1馬身差の2着まで。

4角の位置取りの差が着差になった感じ。

この馬は上りがかかって良いタイプ。

 

3着は10番人気のセルバーグ。

5枠9番からの逃げ。

前半1000mの通過が57.2秒と、かなりのハイペースでレースを引っ張る。

4角も後続に3馬身の差をつけて直線に入り、直線も残り100mまでは粘っていたが、ゴール前で2頭に交わされての3着。

この馬は、いくらぶっ飛ばしても、上り36秒台は何とか維持するスタミナを持つ。

こういう競馬が理想形だろう。

セルバーグの分析

 

1番人気のアルナシームは4着。

道中は中団の前、4番手を追走。

4角は3番手で直線に向いて、直線は馬場の3分どころから追い上げを計るが、逃げ馬もハナ差捉えきれないままの4着。

直線はジワジワと伸びてバテてはいないのだが、ゴール前のもうひと伸びが効かなかった。

色々と条件のつく馬だが、底力が欠けているような印象。

アルナシームの分析

 

2番人気のゴールドエクリプスは12着。

スタートで落馬した馬に接触してポジションを下げている。

それでも道中は中団の後ろ8番手の外を追走し、4角は6番手の外で直線に向くが、直線ではまったく伸びてこなかった。

今回はスタートの不運もあったが、まだこのクラスでは厳しいのではないか。