結果
2024年 12月7日(土)
第60回 中日新聞杯(G3・ハンデ)
中京競馬場 芝2000m 良
着順 | 馬名 | タイム | 位置取り | 上がり3F |
① | デシエルト | 1.58.4 | 1-1-1-1(逃げ) | 35.6 |
② | ロードデルレイ | 2 | 9-11-7-7(中団) | 35.1 |
③ | マテンロウレオ | アタマ | 9-8-10-9(中団) | 35.0 |
レースの上り:35.6
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | Lap9 | Lap10 | |
今走 | 1.58.4 | 35.6 | 12.4 | 10.7 | 12.2 | 11.9 | 11.6 | 11.8 | 12.2 | 11.7 | 11.8 | 12.1 |
過去平均 | 1.59.46 | 34.8 | 12.6 | 11.0 | 12.5 | 12.6 | 12.3 | 11.9 | 11.7 | 11.3 | 11.4 | 12.1 |
差 | 0.8 | -0.2 | -0.3 | -0.3 | -0.7 | -0.7 | -0.1 | 0.5 | 0.4 | 0.4 | 0.0 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))
逃げたデシエルトの前半1000mの通過は58.8秒と速め逃げ。
その後3~4角で一度息を入れるがそれでもラップは12.2秒で、大きく息を入れたわけではない。
そして残り600mで再スパートに入り、長い直線でも最後まで抜かせることなくゴール。
速いラップを刻んで後続にも脚を使わせて、最後の直線での消耗戦に持ち込んで見事に逃げ切った力強い内容。
前走に引き続きの逃げ切り勝ちだが、どちらも内容が力強い。
そのSP持続力と底力は今後も楽しみ。
回顧
1着は3番人気のデシエルト。
4枠8番からの逃げ。
前半の1000m通過が58.8秒と速めのラップを刻んで、4角も先頭で直線。
直線は馬場の最内から粘り込みを計り、坂の上りでは後続を2~3馬身引き離し、残り200mからも脚色は衰えずに、後続に2馬身差をつける快勝。
後続の末脚も道中で脚を使わされているせいか弾けない。
力強い競馬で芝に戻ってからの2連勝。
遅れてきた良血が5歳の暮れに開花し始めた。
⇒デシエルトの分析
2着は1番人気のロードデルレイ。
道中は中団11番手の外。
4角は7番手の外で直線に向き、直線は馬群の外目から追い上げに入り、良い脚で伸びてはくるが、先頭を捉えるだけの迫力はなかった。
道中脚を使わされた上に、終始外目を通る距離ロスもあったが、2馬身差は離され過ぎ。
これくらいのクラスでひと暴れするには、まだちょっと足りないか?
3着は6番人気のマテンロウレオ。
道中は中団8番手の最内。
4角は9番手の最内で直線に向き、直線は馬場の3分どころに出して追い上げに入り、坂の上りからグイグイと伸びて2番手進出も、ゴール前で2着馬に頭差交わされての3着。
久々の馬券圏内だが、展開はこの馬向きの流れになった。
道中最内の最短コースを通れたのもよかったのだろう。
⇒マテンロウレオの分析
2番人気のコスモキュランダは6着。
スタートで出遅れて道中は中団の後ろ後方寄りの13番手の外。
向正面中間過ぎから上がって行って、3角は5番手、4角も5番手の外で直線。
直線は馬場の3分どころから追い上げに入るが、バテず伸びずの6着まで。
出遅れてからマクリ気味に上がって行くこの馬の競馬はできたのだろう。
ただ終始外目を回って、斤量の58キロもちょっと堪えたのかもしれない。
⇒コスモキュランダの見立て