ペースセッティングのキャリアはまだ浅いので、近走のみを振り返る。
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ペースセッティングの前走
23/1/8 シンザン記念(G3)
中京 芝1600m 良
着順:2着(1.33.8・0.1差)
騎手:ムルザバエフ(56キロ)
大外7番枠から好スタートを決めて花を切る。
道中なかなかのペースで引っ張って、4角も先頭で直線に向くと、直線もゴール前までは素晴らしい粘りを見せていたが、ゴール前、勝ち馬の決め手に1馬身差屈しての2着。
敗れはしたが、この馬もなかなかのSP持続力、スタミナを持っていそうな感じ。
23/3/18 ファルコンS(G3)
中京 芝1400m 重
着順:11着(1.24.0・1.4差)
騎手:岩田康誠(56キロ)
道中は先団3番手の外目を追走。
4角も3番手で直線に向き、坂の上りまでは先頭に迫る勢いがあったが、坂を上り切ってから急失速。
ちょっと不可解な大敗。
道悪がダメなのか?
23/5/27 葵S(G3)
京都 芝1200m(内)良
着順:16着(1.08.5・1.4差)
騎手:横山和生(56キロ)
3枠5番から、スタートで両隣の馬に挟まれる感じでポジションを下げる。
道中は後方16番手の外を追走。
4角も16番手で直線に向くが、良い脚は出せず。
スタート直後の不利が痛かった。
おそらくこの馬、キレる脚は使えない。
ペースセッティングの脚質
逃げ、先行脚質。
おそらく前々にポジションを取ればしぶとい競馬をする。
SPの持続力、スタミナはそこそこありそうな雰囲気。
半面、キレる脚はなさそう。
父と母父が短距離馬だけに、新馬戦からずっと短距離に使われていたが、千六の「シンザン記念」でもなかなかの走り。マイルまでは持ちそう。
ペースセッティングの血統背景
ペースセッティングは外国産馬。
父はショーケーシング(ND系ダンチヒ)。
ショーケーシングは欧州で走り、芝の短距離重賞(6F)を1勝。主要距離は芝の短距離。
母はジェットセッティング。
ジェットセッティングは欧州で走り、芝のマイルG1(愛1000ギニー)を勝利。主要距離は芝の短距離からマイル。
母の父はFast Company(ND系ダンチヒ)。
Fast Companyは欧州で走り、芝の短距離で活躍。
父方はゴーンウエスト系の肌にダンチヒ系。母方はストームキャット系の肌にダンチヒ系(デインヒル系)。
この配合が嵌るならば、相当のSP持続力、スタミナが期待できそうだが、母はマイルを走ったが、父、母父ともに短距離馬。そこらへんがどうでるか?