結果

2022年 3月26日(土)

第69回 毎日杯(G3)

阪神競馬場 芝1800m(外)稍重

3月26日(土)阪神競馬場の馬場状態傾向分析(芝)

着順 馬名 タイム 着差 位置取り 上がり3F
ピースオブエイト 1.47.5 1-1(逃げ) 35.6
ベジャール 1.47.6 3/4 2-4(先行) 35.4
ドゥラドーレス 1.47.7 1/2 6-7(中団後ろ) 35.2

レースの上り:35.6


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8 Lap9
今走 1.47.5 35.6 12.9 11.4 11.6 11.7 12.0 12.3 12.0 11.1 12.5
過去平均 1.46.28 34.1 12.7 11.4 11.7 12.1 12.3 12.1 11.3 11.1 11.7
1.5 0.2 0.0 -0.1 -0.4 -0.3 0.2 0.7 0.0 0.8

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

中盤で緩むことの多いこのレースの傾向とは逆に、稍重馬場を考えると、中盤はそこそこ流れた。

しかし逃げるピースオブエイトは、残り800m(Lap6)で少し脚を溜めて上りに備えるが、残り600mではまだ加速せず、直線に向いて残り400mあたりからのスパート。

この区間では例年の良馬場なみの11.0秒のラップで後続を引き離しにかかった。

最後の200mは12.5秒を要したが、なんとか逃げ切ってゴール。

奇しくもロベルト系のワンツー。稍重馬場の中、道悪適正と底力が試された毎日杯となった。


回顧

1着は4番人気のピースオブエイト。

4枠4番からスタートはやや出遅れるが、二の脚で楽々とハナへ。

レース内容はラップ分析に書いた通り。

最後の直線での急坂では、2着のベジャールに一旦は出られるが、そこからまた盛り返す勝負根性も見せた。

ここ2戦を見る限り、この馬、力はそこそこあるような感じ。

ピースオブエイトの分析

 

2着は9番人気のベジャール。

道中は2番手の内。

4角もほぼ2番手の内で直線に向き、直線では残り400mからの加速にこの馬だけは食らいついて行った。

坂の上りでは一旦は前に出るのだが、すぐに差しかえされての2着。

「未勝利戦」からの2着だが、決してフロックではなさそう。

道悪適正と底力はある。

 

3着は1番人気のドゥラドーレス。

1枠1番からスタートは出遅れて、道中は後方寄りの6番手。

4角は7番手で直線に向くが、しばらくは馬群に包まれて進路が取れない。

残り300mあたりで外に進路を取ってからは良い脚で追い上げてはくるが、3着まで。

やはりスタートは遅かった。

良い末脚は持っているが、スタートをどうにかしない限り戦績は安定してこないだろう。

ドゥラドーレスの分析

 

2番人気のリアドは5着。

道中は中団5番手を追走。

3~4角で一旦ペースが落ちたときに外から順位を上げて、4角は2番手の外で直線。

直線は残り400mからの加速でやや遅れ、坂の上りではついて行けない。

レース後の談話では、4角手前で躓いたようで、そこからのめってしまってリズムを崩したらしい。

現状では、緩い馬場に課題を残した。

リアドの分析

 

3番人気のテンダンスは7着。

道中は中団やや後ろ、6番手の外。

4角は5番手の外で直線に向くが、直線では伸びを欠いた。

コメントでは、馬場に脚を取られる感じだったよう。

テンダンスの分析