2023年5月13日【京王杯SC】終了時点までのデータや実際の走りをもとに、ベレヌスの好走パターンを分析。(ダート競争は除く)
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ベレヌスの距離適性
ベレヌスはこれまでに芝1400m~芝2400mまでの距離のレースに使われてきた。
各距離の着度数は次の通り;
- 芝1400m(0-0-0-1)
- 芝1600m(0-1-0-6)
- 芝1800m(1-0-0-1)
- 芝2000m(3-1-2-4)
- 芝2200m(0-0-0-1)
- 芝2400m(0-0-0-1)
現状では1800~2000mが適条件。
ベレヌスの脚質
逃げ、先行脚質。
番手でも競馬はできるが、逃げた方が力は出せるだろう。
速い上りは使えないので、あまり緩い逃げは考えもの。
小回り平坦が狙い目。
ベレヌスのコース適正
ベレヌスの競馬場ごとの着度数は次の通り;
- 札幌(未)
- 函館(未)
- 福島(1-1-1-2)
- 新潟(0-1-0-0)
- 東京(0-0-0-2)
- 中山(0-0-0-3)
- 中京(1-0-0-1)
- 京都(未)
- 阪神(0-0-0-6)
- 小倉(2-0-1-0)
中京での勝利は、軽ハンデでのスローの逃げ。
直線急坂に課題があるのかもしれない。
また、ほとんどすべてがコーナー4つ。
ワンターンの東京2000mでは大敗している。
小回り平坦巧者。
ベレヌスの持ち時計(ベストタイム)
ベレヌスの持ち時計は次の通り;
- 芝1400m:1.21.1 14着(東京)
- 芝1600m:1.32.5 6着(阪神)
- 芝1800m:1.45.9 1着(小倉)
- 芝2000m:1.58.4 3着(小倉)
- 芝2200m:2.14.3 4着(阪神)
- 芝2400m:2.27.2 14着(阪神)
あまり速い時計は向いていそうにない。
ベレヌスの重馬場適正
ベレヌスの稍重も含めた道悪競馬での実績は;
- 稍重(1-0-1-2)
- 重(未)
- 不良(未)
緩い馬場は合わないというコメントもあったが、稍重までならそれなりには走れそう。
ただし、馬場自体は荒れていない綺麗な馬場がいい。
ベレヌスの鉄砲実績(休み明け)
ベレヌスの10週(中9週)以上の休み明けでの成績は;
- 10週以上(2-0-1-3)
叩いてからは;
- 2戦目(1-0-1-3)
- 3戦目(1-0-0-2)
- 4戦目(0-1-0-2)
- 5戦目~(0-1-0-4)
ベレヌスのローテーション適正
- 連闘(未)
- 中1~2週(0-0-0-1)
- 中3~5週(2-0-1-4)
- 中6~8週(0-2-0-6)
ベレヌスの枠順適正
ベレヌスの馬番別着度数は;
- 1~4番(1-1-0-7)
- 5~9番(1-1-2-5)
- 10~14番(2-0-0-2)
- 15~18番(未)
脚質的には内目の枠が欲しいところ。
ベレヌスの斤量別着度数
- 53キロ(1-0-0-1)
- 54キロ(0-0-1-2)
- 55キロ(2-1-1-2)
- 56キロ(1-1-0-3)
- 57キロ(0-0-0-4)
- 58キロ(0-0-0-2)
「中京記念」はハンデ55キロでの勝利。
重賞クラスでは56キロ以上を背負うと厳しいそう。
ベレヌスの季節別着度数
- 12~2月(冬):(0-0-0-4)
- 3~5月(春):(1-1-0-5)
- 6~8月(夏):(2-0-2-1)
- 9~11月(秋):(1-1-0-4)
ベレヌスの好走体重
3着以内の体重は;
- 508~524キロ
ベレヌスの血統背景
父はタートルボウル(ND系)。
タートルボウルは欧州で走り、マイルG1を1勝。
母の父はデュランダル(サンデー系/スプリンターズS、マイルCS連覇)。
ベレヌスの近走
22/7/24 中京記念(G3・ハンデ)
小倉 芝1800m 良
着順:1着(1.45.9・-0.1差)
騎手:西村淳也(55キロ)
【レース前寸評】
まだこのクラスで戦える力はない感じ。
【結果】
7枠14番から果敢にハナへ。
道中はスローのマイペースの逃げ。
4角も後続に1馬身の差をつけて直線に向き、直線もその差をしっかりと保っての逃げ切り勝ち。
コース相性の良さと、前有利の馬場状態を味方につけての快勝。
まだこのクラスでは力不足と見ていたが、これだけ条件が揃えばハンデ戦なら警戒すべき。
痛恨の抜け。
22/9/11 京成杯OH(G3・ハンデ)
中山 芝1600m(外)良
着順:5着(1.33.8・0.2差)
騎手:西村淳也(57キロ)
【レース前寸評】
トップハンデで逃げ粘れる力はまだないだろう。
【結果】
序盤から緩い逃げで夢を見るが、その夢は最初の2ハロンで消滅。
ミッキーブリランテにハナを奪われ道中は2番手追走。
4角も2番手で直線に向き、直線も坂下あたりまではなんとか3番手で粘っていたが、坂の上りで2頭に交わされて5着まで。
ハナは奪われたが、この緩い流れなら前で残らないとダメ。
やはりまだ、トップハンデで抗うだけの力はない。
22/11/13 福島記念(G3・ハンデ)
福島 芝2000m 良
着順:9着(2.01.1・0.9差)
騎手:西村淳也(57キロ)
【レース前寸評】
福島の2000mは(1-1-1-0)と好相性。
マイペースの逃げが叶え好勝負可能だが、他に逃げたい馬が数頭。
ハナを競れば、最後にトップハンデの57キロが効いてくる。
【結果】
道中は先頭集団の3番手。
4角も3番手で直線に向くが、残り200mから伸びを欠く。
序盤に競ってハナを取れなかったのが痛かっただろう。
最後はハンデが堪えたかたち。
23/1/5 京都金杯(G3・ハンデ)
中京 芝1600m 良
着順:16着(1.34.7・2.0差)
騎手:西村淳也(58キロ)
1枠1番からの逃げ。
4角も先頭で直線に向くが、直線では坂の上りで一杯。
道中ダイワキャグニーに競られてペースがちょっと速くなった。
斤量の58キロも効いていた感じ。
23/4/1 ダービー卿CT(G3・ハンデ)
中山 芝1600m(外)良
着順:14着(1.34.5・1.3差)
騎手:西村淳也(58キロ)
外枠14番からの逃げ。
道中は緩い流れに持ち込んで直線を向かえるが、直線では粘れなかった。
このクラスだと、58キロのハンデも、直線急坂もきつそう。
23/5/13 京王杯SC(G2)
東京 芝1400m 良
着順:14着(1.21.1・0.8差)
騎手:西村淳也(57キロ)
3枠5番からハナへ。
4角も先頭で直線に向くが、直線では坂の途中でラウダシオンに交わされるとあとはズルズル。
千四の距離は初めてだったが、向いていそうにない。