ランドオブリバティのキャリアはまだ5戦だけなので、近走のみを振り返る。

20/8/9 2歳新馬

新潟 芝2000m 不良

着順:1着(2.05.7・アタマ差)

騎手:三浦皇成(54キロ)

外枠14番から道中は2番手。

3~4角でヴィルヘルムと先頭を争う。

直線入口ではヴィルヘルムを交わして先頭に立ち、ゴール前は2、3着馬の強襲を受けるが凌ぎ切ってゴール。

【期待される能力】

  • 道悪適正
  • 勝負根性

20/10/3 芙蓉S(2歳・OP)

中山 芝2000m 良

着順:1着(2.01.2・-0.6差)

騎手:三浦皇成(55キロ)

序盤は2番手。

中盤1000mあたりで離して逃げていたウイングリュックに追いつくと、そこから早くもペースアップ。

4角で早くも先頭に立つと、直線入口でムチを入れ、スッと後続を引き離す。

ゴール前残り100mあたりで後続を確認した三浦Jは勝利を確信して追うのをやめた。

残り1000mあたりからペースアップして、長く脚を使った上にこの余裕の勝利。

2歳のこのクラスとしては走破時計も上々。

【期待される能力】

  • 先行力
  • SP持続力

20/12/26 ホープフルS(G1)

中山 芝2000m 良

着順::競争中止

騎手:三浦皇成(55キロ)

2枠3番から、押し出される格好でハナに立って、手応え良く4角に入ったが、4角出口で外側に逸走。

若駒だけに、こんなこともあるだろう。

馬も騎手も大事に至らなかったのは良かった。

力がある馬、次走に期待。

2020年 ホープフルS(G1)のラップ分析&回顧

21/2/7 きさらぎ賞(G3)

中京 芝2000m 良

着順:3着(2.01.6・0.6差)

騎手:三浦皇成(56キロ)

スタート直後に挟まれてポジションは取れず、道中は馬群から離れた後方から。

3~4角でペースを上げて、4角では前の馬群に追いついて、4角10番手で直線に向く。

直線も馬群の外目から追い上げてくるが、長く脚を使っていた分最後の脚色は冴えず3着まで。

逸走せずにしっかりと4コーナーを回ってこれたことは良かったが、そんなことに満足しているレベルの馬ではないはず。

やはりこの馬、前に行ってナンボ。

2021年 きさらぎ賞(G3)のラップ分析&回顧

21/3/21 スプリングS(G2)

中山 芝1800m 重

着順:7着(1.52.7・0.7差)

騎手:三浦皇成(56キロ)

道中は中団の前、2着に入ったアサマノイタズラの内あたり。

4角は2番手あたりまで進出して、アサマノイタズラと馬体を併せるように直線へ。

直線もアサマノイタズラと一緒に伸びては来るが、坂の上りであえなく失速。

敗因は馬場か? 急坂か? それとも力的にこんなものなのか?

2021年 スプリングS(G2)のラップ分析&回顧

ランドオブリバティの脚質

先行力があり、前につけるとしぶとい。

SP持続型。


ランドオブリバティの血統背景

父はディープインパクト(サンデー系)。

母はドバウィハイツ

ドバウィハイツは米国で走り、芝の中距離G1を2勝。

母の父はドバウィ(ミスプロ系)。

ドバウィは欧州で走り、芝のG1を2勝。主戦場は芝の7F(約1400m)~8F(約1600m)。


次走、NHKマイルC (G1)に向けて

次走は5月9日(日)、東京競馬場 芝1600mで行われる「NHKマイルC(G1)」。

距離短縮云々よりも、コーナー2つ、ワンターンの東京千六はこの馬にとっては走りやすいかも。

種牡馬としてのディープインパクトは母系の良さを引き出すと言われるが、それがこの馬に当てはまるなら、マイルの距離で一変してきてもおかしくはないか・・・。

 

その他、NHKマイルカップ(G1)の出走馬を分析