メイショウテンゲンの脚質
ゲートが悪く、テンも遅いので、位置取りはどうしても後方からになる。
切れる脚もないので、上りがかからないと勝負にならない。
ただし、どんなペースでも決してバテないスタミナがあるので、終いは確実にそこそこの脚で追い込んでくる。
「ダービー」にしても着順こそ10着だが、4角16番手で、直線はメンバー5位の上り34.4秒の脚で差を詰めている。
なので、勝負どころでの先頭との差をもう少し詰めることができれば、上りのかかる展開になると、バテない脚で追い込んで、上位に顔を出すことも可能になる。
メイショウテンゲンの重馬場適正
メイショウテンゲンの稍重も含めた道悪競馬での実績は;
- 稍重(0-1-0-2)
- 重(1-0-0-2)
道悪は気にせず走る。
切れる脚がないので、上りのかかる渋った馬場は見方になる。
メイショウテンゲンの斤量別着度数
- 55キロ(1-3-2-1)
- 56キロ(1-0-0-7)
- 57キロ(0-0-0-4)
- 58キロ(0-0-0-3)
56キロ以上での好走は、重馬場でレースの上りが37秒かかった「弥生賞」1鞍だけ。
良馬場で勝負になるのは55キロまでか?
メイショウテンゲンの血統背景
父はディープインパクト(サンデー系)。
母は2010年の「日経新春杯」など重賞を2勝しているメイショウベルーガ。「阪神大賞典」の3着もある。
母の父はフレンチデピュティ(ND系ヴァイスリージェント)。
メイショウテンゲンの評価
とにかくスタミナは豊富だが、位置取りが後ろで、なおかつ切れる脚もないので、好走するには展開に大きな注文がつく。
バテバテの消耗戦にはとにかく強い。