タイニーロマンスのキャリアはまだ3戦だけなので、近走のみを振り返る。

タイニーロマンスのここまでの走り

20/11/1 2歳新馬(牝馬限定)

東京 芝1600m 良

着順:1着(1.38.1・-0.1差)

騎手:内田博幸(54キロ)

大外18番から果敢に先手、道中は3番手追走。

4角も3番手で直線に向き、直線では坂を上り切って先頭を捉え、あとは後続の追撃を半馬身差凌いでゴール。

道中のペースはスロー。

いささか前残りに近いかたちとなったが、スローの割には上り時計も平凡。

21/1/11 フェアリーS(G3)

中山 芝1600m 良

着順:6着(1.35.4・1.0差)

騎手:内田博幸(54キロ)

4枠7番からハナへ。

向正面でクールキャットにまくられてハナを譲ると、4角は3番手の内で直線。

直線も最内から粘りを見せるが坂で失速。

ハナを奪われてリズムを崩した。

2021年 フェアリーS(G3)のラップ分析&回顧

21/2/6 春菜賞(3歳1勝C)

東京 芝1400m 良

着順:2着(1.22.3・0.2差)

騎手:内田博幸(54キロ)

道中は先団4番手。

4角も4番手で直線に向き、坂を上って一旦は先頭に立つが、ゴール前アヴェラーレに交わされて2着。

道中のペースは緩く、最後はキレ負け。

もう少し流れてくれないとこの馬には厳しいだろう。


タイニーロマンスの脚質

テンのスピードはありそう。

この時期で500キロを超える大型牝馬だけに、スローの瞬発力勝負ではちょっと忙しいところもあるかもしれない。

広いコースで、締まった流れのタフなレースで存在感を示すのでは?


タイニーロマンスの血統背景

父はノヴェリスト(マイナー血統)。

ノヴェリストは欧州で走り、「キングジョージⅥ&クイーンエリザベスステークス 」、「バーデンン大賞」などG1を4勝。主戦場は芝2400m。

母の父はサンデーサイレンス

半兄に中央の中距離で活躍しているダイワキャグニー(父はキングカメハメハ)。

タイニーロマンスの次走

次走は3月6日(土)、阪神競馬場 芝1600m(外)で行われる「チューリップ賞(G2)」。

切れ味勝負になりやすい前哨戦だけに、ちょっと向かないと思う。

 

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