結果

第25回 シルクロードS(G3)ハンデ

京都競馬場 芝1200m 良

着順 馬名 タイム 着差 位置取り 上がり3F
アウィルアウェイ 1.09.0 13-12(中団後ろ) 33.7
エイティーンガール 1.09.0 クビ 16-16(後方) 33.5
ナランフレグ 1.09.1 クビ 18-18(後方) 33.4

レース上り:35.1


ラップ分析

1着タイム 上り3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6
今走 1.09.0 35.1 12.2 10.8 10.9 11.1 11.5 12.5
過去平均 1.08.1 34.0 12.1 10.9 11.1 11.1 11.2 11.7

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去8走))

モズスーパーフレアが飛ばして逃げたように見えたが、過去の良馬場平均と比べると、前半で0.3秒速いだけ。

それでも上りは過去の良馬場平均より1.1秒かかっている。

モズスーパーフレアが逃げたレースで、ラスト1F(200m)12.5秒もかかっているレースは今までにはない。

今週からコース替わりのBコースで、内ラチ沿いの芝の傷みはカバーされたように思われたが、まだまだ京都の馬場は、前開催同様タフな馬場状態に変わりはないようだ。

しかしフレッシュな外側は痛みは少ないようで、3着までを占めた追い込み勢の上りはどの馬も33秒台と速かった。

完全な外差し馬場。

俗に言う、ズブズブの結着。


回顧

上位3頭の位置取りを見ても分かる通り、後方からの追い込み勢が1~3着を独占した。

中でも評価できるのは、勝ったアウィルアウェイ。

ハンデ55キロはちょっともらい過ぎた感はあったが、それでも3着までの追い込み勢の中では一番前の12~13番手あたりのポジションで追走して、直線もズバッと伸びた。

2着のエイティーンガール、3着のナランフレグはハンデもあり、展開が嵌った感は否めない。

2番人気のモズスーパーフレアは馬場に泣いて、前走の京阪杯と同じような負け方。

前走同様タフな馬場に牝馬の56キロはやはりつらいか?

驚いたのは5着に入ったセイウンコウセイ。

道中は逃げるモズスーパーフレアを突っつくように2番手を追走して、直線もバテずに粘り掲示板を死守。

トップハンデの58キロを考えると、この7歳馬、まだまだ終わっていない。

高松宮記念は要注意。