結果
第24回 東京スポーツ杯2歳ステークス(G3) 8頭立て
東京競馬場 芝1800m 良
着順 | 馬名 | タイム | 着差 | 位置取り | 上がり3F |
① | コントレイル | 1.44.5 | R | 5-5-5(中団) | 33.1 |
② | アルジャンナ | 1.45.3 | 5 | 6-7-7(後方) | 33.6 |
③ | ラインベック | 1.46.0 | 4 | 2-3-2(先行) | 34.9 |
レース上り:33.9
ラップ分析
1着タイム | 上り3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | Lap9 | |
今走 | 1.44.5 | 33.9 | 12.9 | 11.0 | 11.4 | 11.8 | 11.7 | 11.8 | 11.7 | 10.8 | 11.4 |
過去平均 | 1.47.1 | 34.7 | 12.7 | 11.3 | 11.7 | 12.0 | 12.2 | 12.4 | 11.9 | 11.2 | 11.6 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去7走))
序盤、中盤と、過去の平均と比べてもかなりの速いペースで推移している。
走破時計は2歳のレコードを計時した。
逃げたマイネルデステリョが、大逃げとは言わないまでも、やや離した逃げを打ったことが、ペースが速くなっている主な原因。
しかし、2番手以降の馬もそこそこ離されずに追走していることから、逃げた馬だけがハイラップを刻んだ、ということではないだろう。
とにかく上りが速くなっているので、前後半のペースバランスを見ればスローもしくはミドルとなるのかもしれないが、明らかにペースは速く、スピードの持続力が試されるレースとなった。
レース回顧
勝ったコントレイルは、スピードの持続力が試されるハイラップの展開の中、そんなペースにも関わらず、最後の400mでさらにギアをトップに入れて後続を大きく突き放した。
走破時計の1.44.5は、2歳馬のレコードタイムだが、これまでのレコードが1.45.9。
もっと言えば、3歳以上のレコードタイムは2007年にチョウサンが出した1.44.2で、今回の走破時計はそれより0.3秒遅いだけ。
この馬、おそらくタダモノではない。
しかし、速い時計は脚元の故障と表裏一体のところがある。
どうか怪我なく、3歳のクラシック戦線まで駆け上がって行って欲しい。
2着のアルジャンナも走破時計は優秀で、3着のラインベックに4馬身の大差つけているのだが、今回は相手が悪すぎた。