結果

第25回 秋華賞(G1)18頭立て

京都競馬場 芝2000m(外)

馬場状態:稍重

クッション値=8.2(標準)

着順 馬名 タイム 着差 位置取り 上がり3F
デアリングタクト 2.00.6 13-13-8-5(中団) 35.8
マジックキャッスル 2.00.8 1  1/4 11-11-11-13(中団) 35.8
ソフトフルート 2.00.9 3/4 18-18-18-12(後方) 35.7

レース上り:36.4


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8 Lap9 Lap10
今走 2.00.6 36.4 12.3 10.8 11.8 12.2 12.3 12.7 12.1 12.4 11.9 12.1
過去平均 1.58.33 35.2 12.2 10.7 12.3 12.2 12.0 12.2 11.7 11.6 11.6 11.9
1.3 0.2 0.1 -0.5 0.0 0.3 0.5 0.4 0.8 0.3 0.2

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去6走))

ペース自体は速くはなく、中盤などはかなり遅い。

しかしこれは稍重の緩い馬場が影響したと考えられる。

レースの上り時計を見ても、当日の馬場は稍重でも、かなり重い馬場だったと推察される。

また、内目の馬場の状態も悪かったのか、前目にポジションを取った馬はほぼ全滅。逃げたマルターズディオサの7着にが最高というありさま。

上位3頭はいずれも後ろから、道中は終始馬場の外目を走った馬が独占した。

外枠有利、後方有利、外差し有利のレース展開であったことは明白。

後方から行った末脚自慢が上位を独占したレース。


回顧

1着は1番人気のデアリングタクト。

序盤は中団の後ろあたり。

内に包まれないようにかなり馬場の外目を追走していた。

そして向正面からジワジワと順位を上げて行き、3角では8番手、4角では5番手の外で先団をすでに射程圏に入れていた。

あとはもう、外差しの効く馬場の外目を颯爽と駆け抜けただけ。

まさに安全運転の好騎乗。

無敗の牝馬三冠という偉業を、いとも簡単にやってのけた。

デアリングタクトの分析

 

2着は10番人気のマジックキャッスル。

終いのキレでは出走馬の中でも断然上位。

「桜花賞」ではその末脚を重馬場に封じこめられた格好だったが、ここでは展開の後押しもあり、ひさびさに弾けた。

マジックキャッスルの分析

 

3着は9番人気のソフトフルート。

最後方でじっくり脚を溜めて、直線は馬場の大外から上りメンバー最速の脚で追い上げた。

ソフトフルートの分析

 

2番人気のリアアメリアは13着。

前走同様前目の位置取りで勝負をかけたがそれが、裏目に出た格好。

2番枠だっただけにそれも致し方ないが・・・。

リアアメリアの分析

 

3番人気のウインマイティーは9着

ゲートがうるさかったらしく、後ろからの競馬になった。

この馬の場合、こういうタフな展開には向いてなさそう。

ウインマイティーの分析